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【UFN125】メッキ剥がれた? ゴルムがジョンソンに7戦目の初黒星

<ヘビー級/5分3R>
ティモシー・ジョンソン(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
マルセーロ・ゴルム(ブラジル)

キャリア6勝6KOのゴルムにサウスポーのジョンソンが左を伸ばす。鋭い右ローを蹴ったゴルムは、ジョンソンの前進に距離を取る。クリンチの展開でボディにヒザを受けながらケージにジョンソンを押し込んだゴルムだが、態勢を入れ替えられる。オクタゴン中央の組み合いから、ヒザの応酬。離れたジョンソンが左ストレートを届かせる。さらに右フックから左フックを当てたジョンソンのペースで試合が進む。

初回KOを続けるゴルムは、またもケージに押し込まれ左腕を差し、体を入れ替えて離れる。残り1分、右ローで姿勢が崩れたジョンソンはクリンチに持ち込みゴルムに2Rを経験させることとなった。

ショートで前に出たジョンソン、ゴルムはハイキックで動きを止める。近距離の打ち合いではジョンソンのフックが当たり、そのまま組んでケージへ。ゴルムはエルボーを連打し、打撃の間合いに戻ると、右ローを蹴り込む。ジョンソンのクリンチに逆にケージに追い込んだゴルムはヒザ蹴り、ポジションが入れ替わってもジョンソンのシングルを切って離れる。

すぐに右腕を差され、組まれるゴルム。残り1分を切り、エルボーを入れて離れたゴルムは自分から組んでしまう。

最終回、ゴルムのローで体を一回転させたジョンソンの前進に、ゴルムはまたも組みつく。ジョンソンはショートのワンツーで前に出る。近距離で左右のワンツーを入れ、アッパーを喰いながら近距離のパンチの打ち合いでジョンソンが打ち勝つ。そこからケージ際の組み合いへ持ち込んだジョンソンが、ゴラムの持ち味を消すファイトを続ける。

ブレイク後、アッパーにも首相撲からヒザを受けたゴルムは、ワンツーで下がって金網に押し付けられる。腿にヒザを入れるジョンソンは、最後にバックに回り込む。胸を合わせたゴルムがヒザ蹴りも、直後に試合終了に。期待外れのファイト、キャリア不足が明らかとなったゴルムはキャリア初黒星となった。

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