【Bellator】マット・ミトリオンがベラトールを選択。「人生を見直す機会が与えられる時がやってきた」
【写真】巧みな話術でファンの受けも良かったミトリオン。選手の価値が高くなることは良いことだ(C)GONG KAKUTOGI
14日(月・現地時間)、Bellatorがマット・ミトリオンと契約したことを明らかにした。
「最初は好きだからやっていたけど、人生を見直すことできる機会がアスリートに与えられる時がやってきたんだ」とミトリオンは語る。NFLのNYジャイアンツ、サンフランシスコ49ners、ミネソタ・バイキングスに所属していた松濤館黒帯のスーパーアスリートはTUFシーズン10でMMA転向を果たした移行、全14試合をUFCで戦ってきた。
ミトリオンは昨年6月にベン・ロズウェルに敗れ9勝4敗となった時点で契約を残しており、ここでズッファは再契約の交渉を求めていた。ただし、彼はさらなる好条件を引き出すためにサインをせず、もう1試合を戦ってフリーの身になった状態でテーブルにつくことを選択。結果、トラヴィス・ブラウンにTKO前を喫した。
ズッファとファイターとの契約にはマッチングという条項があり、これはおおまかにいえば他のオファーよりUFCが高額提示をした際には再契約するというもの。マッチングが彼らの間に存在したかどうか不明だが、とにかくズッファ的には市場価値が下がったミトリオンに対し、ベラトールがより好条件を提示したことは確かだろう。
「僕は多くの戦場を移したファイターとは違い、これまでのキャリアをずっとエンジョイしてきた。そしてパフォーマンスが落ちて用無しになったわけじゃなく、高いパフォーマンスを保ったままベラトールで戦うことを選んだ。リリースされたわけじゃない。これからもっと強くなるし、そんな自分がベラトールの他のファイターと競い合うことが楽しみでならない」とミトリオンは語っている。