【Bellator x RIZIN02】圧を掛け、跳びヒザでダウンを奪ったパトリッキーが右カーフでサトシを倒す
<ライト級ワールドGP準々決勝73キロ契約/5分5R>
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)
Def.3R0分49秒by TKO
ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル)
左に回るサトシ、パトリッキーは手を出さす圧を掛ける。サトシは左ジャブ、さらに距離を詰めるパトリッキーは右から左を蹴りに合わせる。サトシも右を繰り出し、左ロー。パトリッキーが勢いのある左フックを見せ、ダブルレッグからのシングルを反転させて足を抜く。組みに固執しないサトシは、ケージを背負う場面が増え右をかわす。サトシが左フック、そして遠い距離から跳びヒザを繰り出す。ショートのワンツーで前に出たパトリッキーは、ケージに詰まったサトシにカーフからフックを振るう。
残り1分を切り、逆にパトリッキーが跳びヒザを繰り出す。そこにローを蹴っていたサトシ、最後の10秒でパトリッキーがミドル、スピニングバックキックからの右ストレートから右アッパーを放ち初回を取った。
2R、両者慎重な戦いを初回から続けるなか、サトシがダブルレッグから引き込む。ケージに押し込みつつスタンドに戻ったパトリッキー、レフェリーがサトシを立たせる。パトリッキーは右カーフ、続くステップインにサトシも右を狙う。両者のステップインが交錯し、離れたパトリッキーが右ストレートを放つ。サトシはジャブ、ローからワンツーを振るうが攻撃が軽いか。パトリッキーは右を伸ばすも、そこからの追撃はない。スイッチからオーソに戻したパトリッキーにダブルを仕掛けたサトシは切られると、右の跳びヒザ蹴りでダウン。パウンドを続けず、離れて立ち上がったパトリッキーが、確実にポイントをリードさせた。
3R、サトシが右ロー。パトリッキーは左に左ハイを合わせようとする。さらにスピニングバックキックの直後に、右カーフを蹴ったパトリッキー。この一発でサトシが表情をゆがめてダウン。パウンドに背中を見せたのを見て、レフェリーが試合を止めた。