【UFN26】ブラウンがピンチ乗り越え、前蹴りでアリスターをKO
<ヘビー級/5分3R>
トラヴィス・ブラウン(米国/8位)
Def.1R4分08秒 by TKO
アリスター・オーフレイム(オランダ/5位)
前回の試合のように花道で大見得を切る様子もなく、淡々と入場したアリスター。サウスポーのブラウンに左フックを打ち込み、距離を詰めてニーを突き上げる。ケージにブラウンを押し込むが、ブラウンが暴れて距離を取り直す。ボディを効かせたアリスターだが右を被弾する。ブラウンの飛びヒザをかわしたアリスターは、テイクダウン狙いをギロチンで受けとめる。
ヒザの連打から、亀の態勢になったブラウンにパンチを連続で入れるアリスター。立ち上がろうとしたブラウンにヒザを連続で入れ、パンチで猛攻を続ける。ストップされてもおかしくなかったブラウンだが、ここを凌ぐとアリスターのテイクダウン狙いを潰す。ハイキックを連続するブラウンに対し、アリスターは慎重な攻めを見せる。前蹴りを二つ出したブラウン、下がって左前蹴りを突き上げると、これをアゴに受けたアリスターが後方に腰から崩れ落ちる。
追撃の右の鉄槌を思い切り落したブラウンが、逆転のKO勝ち。「とんでもない攻撃だった。ボディは本当に効いたけど、動け、動くんだって思っていた。やったよ、トップ5の選手に勝てた。ケインの視界にも入っただろう」と落ち着きを取り戻し話した。