【UFN184】一発目の右ローで気持ちが折れたか、下がり続けるアリスターをヴォルコフが左で仕留める
<ヘビー級/5分5R>
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)
Def.2R2分06秒 by TKO
アリスター・オーフレイム(オランダ)
開始早々、サウスポーへスイッチしたアリスターに、ヴォルコフが右ロー。この一発でアリスターがケージまで下がる。アリスターが距離を取ったところで、ヴォルコフはさらに右ロー。さらにプレッシャーをかけながら右ストレートを伸ばす。ヴォルコフの右ローを食らい、またもケージ際まで下がるアリスターだったが、左スイング2発で前に出ていく。しかし再びプレシャーを強めるヴォルコフ。アリスターの首相撲も突き放す。ここでアリスターの左がヒットし、ヴォルコフの動きが一瞬止まる。だがアリスターは追撃できない。
距離ができると、右アッパー、関節蹴りを繰り出したオーフレイム。さらにダッキングから中に入ろうと試みるが、カットされて尻もちをつく、ヴォルコフはすかさず上を取り、亀になったアリスターにパンチを浴びせる。立ち上がったアリスターを、ヴォルコフは追い立てる。ケージ際でヒザ蹴りをヒットさせるヴォルコフ。アリスターがガードを上げて、ケージを背にする場面が増える。ラウンド残り15秒、ケージ際でヴォルコフがラッシュ。アリスターも終了間際に左を返した。
2R、アリスターの鼻から出血が見られる。ガードを高くして距離をつめるアリスターだが、ヴォルコフが左ジャブを突いて中に入らせない。左ジャブ、さらにワンツーを当てるヴォルコフ。ここでアリスターは組み付いたが、カットしたヴォルコフが回りながらワンツーをヒット。さらにパンチで追撃すると、下がるアリスター。打撃戦を避けてテイクダウンしたいアリスターだが、ヴォルコフがあっさりカット。ヴォルコフが右ストレートから左をを打ちこむと、アリスターは崩れ落ち、レフェリーが間に入って試合を止めた。