【RFC】CCTVと3年契約、年間7大会開催へ。執行猶予判決の下ったチェ・ホンマンに関しては……
【写真】昨年7月に開催された日本大会も中国のような大規模ではないが、下半期に予定されているROAD FC。北京で大々的な記者会見が開かれるなど、中国が本格的にROAD FCのマーケットになり始めた (C)ROAD FC
31日(日・現地時間)に韓国ソウルのチャンチュン体育館でROAD FC 28を開催するROAD FCが25日(月・同)に中国は北京の北京飯店で記者会見を行いCCTV(中国中央電視台)と3年契約を結んだことが発表された。
昨年12月26日に上海で開かれたROADにとって初めて中国大会は上海オリエンタルスポーツセンターに1万4000人の観客を集め、ライブ中継を行ったCCTV5では何と3千5百万人の視聴者があった。これは中国におけるNBAの視聴者数に匹敵するそうだ。この第1回大会の成功により、現地でのインベスターも増え2016年は上海だけでなく北京、深圳(シェンチェン)、長沙(チャンシャー)などで7大会開催というプランも打ち上げられている。
また今回の会見では湖南(フーナン)衛星TVでエンターテイメント・プログラムの制作&中継が合意に至ったことも発表されている。韓国ではRFC版リアリティTVショー=チュモギオンダ(拳が泣く※腕がなるという意)で一般層にMMAを浸透させたROADが中国ではどのような手をこうじてくるのか楽しみだ。
このように中国市場へ本格的に進出を果たしたROAD FCだが、中国進出第一弾でメインに出場したチェ・ホンマンが14日(木・同)にソウル東部地裁より詐欺容疑で懲役1年、執行猶予2年の判決が言い渡されている。この件に関し、ROAD FCの顧問弁護士のチェ・ヨンギ氏の見解は以下の通りだ。
「詐欺罪というのは欺瞞行為として金銭的利益を奪ったことによる罪であり、もしお金を借りる時に返済する考えが無かったか、それと全く同じく返済能力が無いにも関わらず借りた場合は欺瞞行為に該当される。しかしチェ・ホンマンは返済の意志が明らかであり、実際にファイトマネーとして数千万ウォンを受けるなど、十分に余裕があったことも明らかであり、控訴の上、もう一度裁判所の判断を仰ぐ考えもある。そして(チェ・ホンマンは)原告者の両方と個人的な親交があり、2015年11月13日の謝罪会見の時点で全ての借り入れを現金で返済がなされており、その領収書も受け取っている」
■ROAD FC28対戦カード
<ROAD FCミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]福田力(日本)
[挑戦者]チャ・ジョンファン(韓国)
<バンタム級/5分3R>
ムン・ジェフン(韓国)
根津優太(日本)
<バンタム級/5分3R>
クォン・ミンソク(韓国)
アラテン・ヘイリ(中国)
<女子アトム級/5分2R>
パク・ジョンウン(韓国)
リュウ・ジャオニ(中国)
<フェザー級/5分3R>
キム・ヒョンス(韓国)
チョ・ヒョンオク(韓国)
■ Young Gun26 対戦カード
<フェザー級/5分2R>
ハ・テウン(韓国)
ヤン・ボー(中国)
<ライト級/5分2R>
パク・チャンソル(韓国)
ルウ・カイ(中国)
<ミドル級/5分2R>
チェ・インヨン(韓国)
チェ・ウォンジュン(韓国)
<バンタム級/5分2R>
ソ・ジンス(韓国)
ユン・ホヨン(韓国)
<フライ級/5分2R>
チェ・ジョンホン(韓国)
パク・スワン(韓国)
<バンタム級/5分2R>
キム・ヨングン(韓国)
イ・ユンジン(韓国