【RFC28】MMA2戦目に臨むイケメン・K=クォン・ミンソク<02>「本能的に打撃が出てくる」
【写真】昨年8月のROAD FC25でデビューしたクォン・ミンソク。ウ・ジエに投げも決め、最後はヒザをボディに効かせてパウンドで勝利している (C)MMAPLANET
31日(日・現地時間)、韓国ソウルのチャンチュン体育館で開催されるROAD FC28に出場するクォン・ミンソク・インタビュー後編。
韓国キック界でトップにあったクォン・ミンソクのMMAに掛ける想い、そして2度目のMMA戦=アラテン・ヘイリ戦への意気込みを尋ねた。
<クォン・ミンソク インタビューPart.01はコチラから>
──MMAに転じるのに、何が一番難しかったでしょうか。
「当然のようにレスリング、柔術が難しかったです。面白さもあったのですが、イチから学ばないといけない事自体かなり厳しかったです。
正直、MMA転向を諦めようとしたこともありました。MMAではうまく打撃を当てることが出来ず、何かしようとすれば、テイクダウンを許すことになり、本当に苦しかったです。MMAでの打撃の距離を掴めずいました。ただ周りの先輩にかなり助けてもらい、今では克服することが出来ました」
──リアリティーショーのチュモギオンダに出演もしていました。
「やはりTV放送があったので、知名度が上がりました。自分のことを知ってくれている人が多くなりましたね。でも、それで自分が人間的に何か変わったなんてことはないです」
──8月のデビュー戦、計量失敗しました。
「MMAに転向してから本格的に減量をしたのは初めてでした。問題なく落とせると思っていたのですが、思っていた通りに落とせず、格闘家として初めて計量を失敗してしまいました。原因は分かりました。だから、もう2度と同じ失敗をしないようにします」
──あの時、対戦相手が入場してくるまでずっと頭をマットにつて首に負荷を与えるような格好で待っていました。アレは自戒の念をもってしていたのでしょうか。
「いえ……、緊張を解くために頭を付けていました。初めてやりましたが、効果は少しあったと思います」
──なるほど(笑)。そのデビュー戦では鋭い投げ、そしてヒザ蹴りという組みの部分で強さも見せました。今後、どのようなスタイルを目指していますか。
「やはり自分はストライカーです。グラウンドの練習をしないわけではありませんが、試合になると、勝手に打撃中心になります。本能的に出てきてしまうようです。これからも組み、グラウンドの練習はしていきますが、打撃を第一に戦っていきたいと思います」
──今回の対戦相手は負け越しているとはいえ、キャリアが10戦目となるファイターです。この辺りの経験の差をどのように埋めようと思っていますか。
「組まれたら離れるよう練習を重ねてきました。やはりレスリングになると自分が不利になるので、打撃で勝負できる状態を作っていきたいです」
──今回の試合に向けてどのようなメンバーと練習してきましたか。
「イ・ユンジュン選手、ホン・ヨンギ選手、ソク・サンジュン選手など多くの選手と一緒にスパーリングをこなしてきました」
──では最後にこの試合、どのようなファイトを見せたいか意気込みをお願いします。
「早く終わらせたいです。個人的な欲ですが、レスリングで来たら組み合ってみたいです。ただ、やっぱり本能的に打撃が出てくると思います。今回もファンがエキサイトできる試合をします」
■ROAD FC28対戦カード
<ROAD FCミドル級選手権試合/5分3R>
[王者]福田力(日本)
[挑戦者]チャ・ジョンファン(韓国)
<バンタム級/5分3R>
ムン・ジェフン(韓国)
根津優太(日本)
<バンタム級/5分3R>
クォン・ミンソク(韓国)
アラテン・ヘイリ(中国)
<女子アトム級/5分2R>
パク・ジョンウン(韓国)
リュウ・ジャオニ(中国)
<フェザー級/5分3R>
キム・ヒョンス(韓国)
チョ・ヒョンオク(韓国)
■ Young Gun26 対戦カード
<フェザー級/5分2R>
ハ・テウン(韓国)
ヤン・ボー(中国)
<ライト級/5分2R>
パク・チャンソル(韓国)
ルウ・カイ(中国)
<ミドル級/5分2R>
チェ・インヨン(韓国)
チェ・ウォンジュン(韓国)
<バンタム級/5分2R>
ソ・ジンス(韓国)
ユン・ホヨン(韓国)
<フライ級/5分2R>
チェ・ジョンホン(韓国)
パク・スワン(韓国)
<バンタム級/5分2R>
キム・ヨングン(韓国)
イ・ユンジン(韓国)