【TUF22】計量終了。S22決勝は準々決敗退ホールが再登場、ロボフと対戦。川尻&メインの2人も問題なし
10日(木・現地時間)、11日(金・同)にネヴァダ州ラスベガスのザ・コスモポリタンで開催されるTUF22 Finaleの公開計量が行われた。TUFシーズン22はユライア・フェイバー率いるチームUSAとコナー・マクレガーがコーチのチーム・ヨーロッパのライト級ファイターが生き残りを賭けて戦ってきた。
本来、アイルランドのアルテム・ロボフとREALに来日経験のある英国人のソウル・ロジャースの間でフィナーレが戦われる予定だったが、何とロジャースが入国ビザ申請の際、虚偽の疑いがもたれ米国入国が不可能になってしまった。彼に準決勝で敗れたポリッシュ・ゾンビことマーチン・ロゼクもビザの申請が間に合わず、復活ならずはジュリアン・エロサと試合が組まれており、ロジャースに準々決勝でマジョリティ判定で敗れたライアン・ホールがまさかの決勝進出を果たしている。
そんな両者に先立って計量に臨んだ川尻達也は1ポンドオーバー規定内で無事パス。対戦相手のジェイソン・ナイトが計量台で険しい表情でシャウトしたのとは対照的に、ステージ上で自撮りする余裕を見せていたが、フェイスオフでは一転、険しい視線をナイトに送った川尻だった。
ロボフとホールは揃って155ポンドでパス。メインで対戦するフランキー・エドガーとチェド・メンデスが登壇した。メンデス、エドガーの順で計量を終えると「この試合の勝者はタイトル戦に戻れると思っている」と話す。一方のエドガーは「勝つためにいつものように素晴らしいキャンプを行なってきた」と静かに語ると、ステージを下りてファンとの記念撮影に応じていた。
■ TUF22 計量結果
<フェザー級/5分5R>
フランク・エドガー:145.5ポンド(66.00キロ)
チャド・メンデス:146ポンド(66.23キロ)
<TUF22ライト級T決勝/5分3R>
アルテム・ロボフ:155ポンド(70.31キロ)
ライアン・ホール:155ポンド(70.31キロ)
<ライト級/5分3R>
エジソン・バルボーサ:155.5ポンド(70.53キロ)
トニー・ファーガソン:156ポンド(70.76キロ)
<ライト級/5分3R>
ジョー・ローゾン:155.5ポンド(70.53キロ)
エヴァン・ダナム:156ポンド(70.76キロ)
<フェザー級/5分3R>
川尻達也:146ポンド(66.23キロ)
ジェイソン・ナイト:145ポンド(65.77キロ)
<ライト級/5分3R>
ジュリアン・エロサ:155ポンド(70.31キロ)
マルチン・ロゼク:155ポンド(70.31キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ガブリエル・ナパォン:263ポンド(119.30キロ)
コンスタンティン・エロキン:230ポンド(104.33キロ)
<フライ級/5分3R>
ジョビー・サンチェス:126ポンド(57.15キロ)
ジアン・ヘレラ:125ポンド(56.70キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ライアン・ラフレアー:171ポンド(77.57キロ)
マイク・ピアース:170.5ポンド(77.34キロ)
<ライト級/5分3R>
クリス・グラッツマーカー:156ポンド(70.76キロ)
アブネル・ヨエラス:155ポンド(70.31キロ)