【UFC268】フランキー・エドガー、マルロン・チート・ヴェラの右前蹴りでアゴを射貫かれKO負け
<バンタム級/5分3R>
マルロン・ヴェラ(エクアドル)
Def.3R3分50秒by KO
フランキー・エドガー(米国)
左ジャブを伸ばすヴェラが右ローを蹴る。サイズで上回るヴェラがダブルレッグをスプロールし、直後にエドガーが左を当てる。ステップインからのワンツーで右をヒットさせたエドガーは蹴り足をキャッチするがテイクダウンは奪えない。エドガーのワンツーに、ワンツーで呼応したヴェラはローにダブルレッグを合わされギロチンへ。苦も無く頭を抜いたエドガーは、クローズドガードの中でボディにパンチを入れ、左のエルボーを打ち込む。
ボディを殴るエドガーに対し、ヴェラは下からエルボーを繰り出す。ボディを顔面に細かいパンチを落とすエドガーのトップキープが続く。立ち上がったエドガーが左足を取ると、ヴェラがアップキックを連続で入れる。効いた感もあるエドガーが、ガードの中に収まると上下でヒジを打ち合い、時間に。その直後にヴェラの蹴り上げがエドガーに放たれた。
2R、左ローを蹴ったヴェラに対し、エドガーが右を届かせる。続くステップインにヴェラが右を当てる。左ミドルにも、踏み込んでワンツーを見せたエドガーが、ダブルレッグのフェイクから、ヒザ蹴りのタイミングでテイクダウンを決める。ヴェラはここでもハイガードからアップキックを繰り出す。
ガードを担いだエドガーがスクランブルからスタンドへ戻る。圧を掛け左を伸ばしたヴェラは、テイクダウン狙いを切りボディを被弾しても前に出て右前蹴りを繰り出す。ヒザを入れたヴェラは左ストレートを伸ばす。続く跳びヒザで尻もちをついたエドガーはすぐに立ち上がるが、圧された展開が続く。左に回りローを蹴ったエドガーが、右を届かせるも間合いを詰められ背中を見せて間合いを取り直す場面も。
左エルボーを効かされふらついたエドガーは、左ミドル、ヒザ蹴りと追い込まれながらパンチを返してラウンド終了を迎えた。
最終回、この回を取った方が勝利を手にする5分間。圧を掛けるヴェラにボディを入れるエドガーだが、ジャブや前蹴りを受ける。ガードを固めるヴェラにパンチをまとめたエドガーのシングルレッグは決まらない。ヴェラはボディを殴らせ、上へのパンチを狙うも手数で劣っている。間合いを外して戦うエドガーに対し、左ミドルを蹴ったヴェラがオーソに構えて右を伸ばす。
サウスポーに戻しスーパーマンパンチを見せたヴェラは、エドガーのマウスピース装着のためにブレイクが掛かるが、再開後も圧を高める。ここでテイクダウンを決めたエドガーだが、ヴェラがすぐに立ち上がる。続くスタンドの間合いで、ジャブに続く右前蹴りをアゴに受けて正座するようにしゃがみ込む。
そこに鉄槌を落としたヴェラ、即レフェリーが試合を止め勝負は決した。