【Pancrase273】復帰の石渡伸太郎、バンタム級王座防衛戦でビクター・ヘンリーの挑戦受ける
【写真】国内最強バンタム級ファイターが、さらなる高みを目指し復帰戦で王座防衛戦に挑む (C)MMAPLANET
20日(火)にPancraseより、12月13日(日)に東京都江東区ディファ有明で開催されるPancrase 273で昨年の大晦日DEEP DREAMの大塚隆史戦以来の実戦復帰となる石渡伸太郎の試合が、KOPバンタム級王座防衛戦となり挑戦者はビクター・ヘンリーに決まったことが発表された。
パンクラスとDEEPのバンタム級王座対決を制した石渡は、今年に入って左上腕三頭筋腱断裂により長期欠場を経験。先ごろ、同大会でカムバックすることが発表されていたが、その大切な一戦で自らが保持するバンタム級王座防衛戦を行うこととなった。
RIZINで某MMA団体の世界王者との対戦という噂も聞かれた石渡だが、ホームとなるパンクラス、そしてデカゴン&ユニファイドでの復帰戦を選択。その対戦相手は予てから石渡本人も昨年11月に苦杯を喫したジョナサン・ブルッキンズとの再戦を所望していたが、現在ブルッキンズが負傷により試合ができる状態ではないという話しも伝わっていた。そのような状況下で、バンタム級王座3度目の防衛戦に臨む石渡。挑戦者のヘンリーは日本国内4連勝中、GrandslamではTeam OTOKOGIのトレーニングパートナーである所英男をTKO、上田将勝をヒザ十字で下している。ヘンリーの今月4日に福島秀和をギロチンで破っており、勢いは右肩上がりだ。1年近いブランクのある石渡に対し、この間で3勝を挙げているヘンリー、5分5Rの長丁場も勝敗の行方を左右しそうだ。
同大会では2015年内に廃止が決まっているライトフライ級王座決定戦=神部建斗×武蔵幸考戦も組まれ、マモル、獅庵、安永有希、山本あつしのフライ級勢の出場も決定済み。当然、この4人のなかから直接対決も組まれるであろう。