【Bellator144】オモプラッタには要注意!! ISAOのベラトール初陣の相手ゴイチ・ヤマウチとは?
【写真】爽やかな笑顔の持ち主のオモプラッタには要注意(C)MMAPLANET
23日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator 144「Halsey vs Carvalho」。ブランドン・ホージー×ハファエル・カルバーリョの世界ミドル級王座決定戦だが、日本のファンの一番の注目は間違いなくISAOの同イベント初陣=×ゴイチ・ヤマウチ戦であることは間違いない。
ヤマウチは1993年、祖母の住む愛知県安城市に生を受けた日系ブラジリアン。3歳半の時にパラナ州クリチーバに帰国し、叔父オサム・ヤマウチの下で格闘技を始め15歳でプロデビューを果たしている。
UFCブーム前のブラジルのMMAファイターらしく、極めに拘るタイプで一本勝ちを狙うためには、ベタッと背中をマットにつけることもいとわない。結果、サブミッションディフェンスに長けたファイターが、スクランブル中心のゲームを展開するベラトールでは、本領を発揮しているとは言い難い。それでもここまで戦績は4勝1敗で2つの一本勝ちとKO勝ちが一つ、全18勝2敗中15試合で相手を仕留めているフィニッシャー振りは健在だ。
ベラトール初陣で見せたオモプラッタからRNCは絶品。昨年4月のマーティン・ステープルトン戦でもオモプラッタからリーバサルを決め、バックに回って最後はRNCで切って落としており、ISAOもオモプラッタには最大の注意を払いたい。
ボクシングでも州王者になったことがあるというが、打撃は荒い。特にガードがおろそかになりパンチを振り回す傾向にある。ただし、ここに付き合うと一発のKOパワーも持ち、さらにいえば隙だらけに見えてテイクダウンを取りに行くと、瞬時のオモプラッタが待っている。
以上のようにヤマウチは大勢を握られても、一瞬の隙でKOや一本に結びつける能力の持ち主だけに、ISAOは集中力を切らすことがないよう戦うことが重要になってくる。
■ Bellaor144対戦カード
<Bellator世界ミドル級王座決定戦/5分5R>
ブランドン・ホージー(米国)
ハファエル・カルバーリョ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
ブレナン・ワード(米国)
デニス・オルソン(米国)
<フェザー級/5分3R>
ISAO(日本)
ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
マイケル・ペイジ(英国)
チャーリー・オンテベロス(米国)
<フェザー級/5分3R>
マット・ベセット(米国)
ケヴィン・ロディ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
マット・シーカー(米国)
ジェレミー・ホロウェイ(米国)
<150ポンド契約/5分3R>
ピート・ロジャース(米国)
マリウス・エナチェ(米国)
<バンタム級/5分3R>
キン・モイ(米国)
ウォルター・スミス・コティト(米国)
<フライ級/5分3R>
ビリー・ジオバネラ(米国)
ブランドン・ポルカー(米国)
<165ポンド契約/5分3R>
キーナン・レイモンド(米国)
ダミエン・トライツ(米国)
<ライト級/5分3R>
サム・ワトフォード(米国)
TJ・ヘップバーン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
イリヤ・コタウ(米国)
ケムラン・ラチーノフ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ケビン・ハーレイ(米国)
マイク・ジケリ(米国)かから直接対決も組まれるであろう。