【DEEP Osaka Impact2025#02】逆転勝利。斎藤の打撃でフラついた松場がTDを潰し、ヒジ連打でストップ
<フライ級/5分2R>
松場貴志(日本)
Def.2R4分30秒 by TKO
斎藤璃貴(日本)
サウスポーの松場に対し、斎藤が左ジャブを突く。松場はシングルレッグからレベルチェンジで右フックを当てる。ワンツーを放ってきた斎藤に組みついた松場が、離れ際に左フックをヒットさせた。斎藤のテイクダウンを切り返した松場がトップへ。斎藤は左オーバーフック&ハーフガードに。胸を合わせて左へパスを狙う松場に対し、斎藤がフックガードで守る。
松場がパスを狙った瞬間、斎藤が松場の体を跳ね上げた。トップをキープする松場。レフェリーがブレイクを掛けた。スタンドで再開後、松場が左インローを散らす。右ジャブを伸ばして距離を取る松場の顔面に、斎藤も左ジャブを当てる。ジャブの差し合いで松場がバランスを崩した。斎藤のワンツーが松場の顔面を襲う。左右に回る松場が、右を差して距離を取った。
最終回、斎藤がガードを固めて距離を詰める。松場がカウンターの右ジャブをヒット。直後、斎藤が右で松場をグラつかせる。ラッシュをかける斎藤にシングルレッグで組みついた松場は、そのままケージにドライブし、ボディロックから後方に投げて背中を着かせた。右腕を枕にして、右側に足をまたいだ松場。スイープを凌ぎながら、ハーフガードの斎藤を削る。しかし斎藤も立ち上がり、差し合いからヒザをボディに突き刺した。
パンチの攻防では斎藤の拳が松場の顔面を捉える。松場もワンツーで斎藤を下がらせる。斎藤の右カーフで松場がバランスを崩した。斎藤の右ストレートに右フックを合わせる松場。右ジャブで距離を取り、右に回る。距離を詰めてから離れる松場が、左ミドルを当てる。フェイントからの右ジャブでコントロール。ケージ中央で斎藤のニータップを潰し、背中を着かせてパウンドと左ヒジを連打。斎藤の動きが止まると、レフェリーが試合を止めた。
試合後、マイクを握った松場は「僕が皆のパパになってやるよ! BE MY BABY、BE MY BABY――」と歌いながらケージをあとにした。