【UFC159】JJ、ソネンに圧勝! ――直後に足の親指骨折が判明
<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
ジョン・ジョーンズ(米国)
Def.1R4分33秒 by TKO
チェール・ソネン(米国)
開始早々前に出たソネンだが、ジョーンズがすぐにテイクダウンに成功する。立ち上がったソネンが、クリンチからパンチを入れるも再び組みついたジョーンズが、ケージにソネンを押し込んでいく。ボディフックを連打するソネンをダブルレッグで倒したジョーンズが左エルボーを入れる。
脇を差せないソネンは背中を向けて立ち上がると、ケージを背にして胸を合せる。頭部にパンチを入れるソネンが、ギロチンを見せるも頭を内側に入れたジョーンズがエルボー、さらにスピニングエルボーから組み付いてボディにパンチを入れる。首相撲からヒザを繰り出すソネンだが、ジョーズンが尻をリフトして3度目のテイクダウンに成功する。
インサイドガードから王者が左エルボー、続けて顔面にエルボー&パウンドを入れていく。ケージ際で体を起こして左エルボーから右エルボーを続けて顔面に見舞ったジョーンズが、腕十字をすかし亀になったソネンにエルボーとヒザ、さらに右パンチから左エルボーを連打する。動きを止めたソネンを見てレフェリーが試合をストップ。試合が動き始めると、あっという間にジョーンズが試合を決めた。
勝利者インタビューの際に、左足の親指が折れて異様な方向に曲がっていることが分かったジョーンズ、ラウンド終了までソネンがジョーンズも猛攻を凌いでいれば、結果はどうなったか分からない勝負の怖さを垣間見られた。