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【BFC78】シーズン6ウィナー強し、ストラウスが元UFCファイターを一蹴

<フェザー級/5分3R>
ダニエル・ストラウス(米国)
Def.2R4分51秒 by リアネイキドチョーク
アルヴィン・ロビンソン(米国)

サウスポーのロビンソンの蹴りに対し、すぐさまシングルレッグダイブでテイクダウンを狙いにいったストラウス。ロビンソンのギロチンをグランド、スタンドで防ぎ、スタンドの肩固めのような状態になると、体を捩じって防いだロビンソンがバックに回り立ち上がる。ここで、ストラウスはアームロックの態勢で引き込む。

腕を抜いたロビンソンがバックに回り込もうとするも、ストラウスはシングルレッグに切り替え、両者が立ち上がる。ワキを差して、足を払ってテイクダウンを奪ったストラウスは、サイドからエルボーを落とす。

ストラウスがニーインザベリーで抑え、マウントに移行しようとした瞬間、足を戻したロビンソンが立ち上がりながらギロチンへ。これも防いだストラウスが、反対にギロチンを狙ったところで1Rが終了となった。

2R、左ハイから右を放って前に出るロビンソンに対し、ストラウスは体を入れ替え逆に左ハイからパンチへ。組みついて引き込んだロビンソンが、ハーフからキムラアームロックを狙う。腕を抜いたストラウスはエルボーから、ロビンソンが立ち上がるところでギロチンへ。ロビンソンがダブルレッグを狙うも、ストラウスはネルソンで切って、立ち上がったロビンソンをケージに詰めてヒザを見舞っていく。

ボディロックから外掛けでテイクダウン、そのままサイドを取ったストラウスが、ロビンソンを圧倒し始める。サイドから左エルボー、嫌がって背中を見せたロビンソンのバックに回ったストラウスは、大きなバックスローで投げ捨てると、そのままバックを制したストラウスが、リアネイキドチョークへ。ロビンソンは苦しげな表情を見せるも、ストラウスは一旦自ら技を解く。

ここでしっかりと両足をフックしたストラウスが、残り15秒となり2度目のリアネイキドチョークから頭部へのパンチに切りかえる。そのパンチを嫌がったロビンソンが上体を起こすと、すかさずリアネイキドチョークの状態をしっかりとセットアップしたストラウス。ロビンソンはラウンド終了まで9秒というところでタップを強いられた。

地元で見事な一本勝ちを収めたストラウスは、「ホームで勝てて嬉しい」と語り、タイトルに対しては「(パット・カーランとパトリシオ・フレイレの)どちらでも構わない。タイトルが欲しいだけ。二人ともタフな対戦相手だ」とコメントを残した。

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