【PFC12】エヴァンゲリスタ、爆発力なく判定勝ち
■第6試合ライト級/3分3R
ビリー・エヴァンゲリスタ(米国)
Def.3R終了/判定3-0
ハリス・サルミエント(米国)
【写真】大きな見どころはなかったが、これでデビュー以来戦績を9連勝としたエヴァンゲリスタ (C) MMAPLANET
ストライクフォースを主戦場にし、キャリア8戦8勝のヤングガン=ビリー・エヴァンゲリスタが、ハワイの808ファイトファクトリー所属で43戦25勝18敗と経験豊富なハリス・サルミエントと対戦した。
ハワイのファイターらしく、鋭いパンチを繰り出すサルミエントに対し、これまでのように豪快なパンチからテイクダウンが決まらないエヴァンゲリスタは、組んだ状態でヒザ蹴りをボディに当てるものの、明確な差をつけることができないまま1Rを終える。
ワンツーから組みつき、テイクダウンを狙うが、ここを耐えられる展開が続いた2R。距離を取った際に、エヴァンゲリスタのジャンピングニーがサルミエントにヒット。その後も前蹴りなどでセルミエントの攻撃を遮断する。
3Rにはようやくテイクダウンを奪うことに成功したエヴァンゲリスタだったが、パウンドを出す前に立ち上がられると、その後は1R&2Rと同じような展開に。会場人気の高いエヴァンゲリスタ、差し合いの状態からのボディのヒザに歓声こそ上がりはしたが、最後まで爆発力が欠けた試合で判定勝ちを収めた。