【UFN57】攻め続けたヴァンザント、最終ラウンドにパウンドアウトでTKO勝利
<女子ストロー級/5分3R>
ペイジ・ヴァンザント(米国)
Def.3R2分54秒by TKO
ケイリン・カーラン(ハワイ)
ヴァンザントがカーランをケージまで押し込んで細かくヒザ。カーランもパンチとヒジを返す。一旦、距離が離れるとすぐに組みつくヴァンザント。カーランも突き離して打撃を狙うが、ヴァンザントがそのままケージに押し込む。ここでカーランが首投げでテイクダウンを奪うが、バランスが悪くヴァンザントに立ち上がられる。そのままケージに押し込んだヴァンザントは細かくパンチとヒジを当てる。
ここでカーランが四つ組からヴァンザントをテイクダウンするが、ヴァンザントもすぐさまガードから腕十字を仕掛ける。ヴァンザントが腕十字を狙い、カーランがそれを外すという展開が続く中、カーランは立ち上がった状態からガードのヴァンザントに思いきりパンチを落とす。残り30秒、ヴァンザントが草刈でスイープに成功すると、一気にパンチを連打。これでカーランがガードを固める場面があったものの、ラウンド終了となあった。
2R、勢いに乗るヴァンザントはパンチで突進。一度は下になりかけるが、すぐにカーランの体をフックガードで浮かせて立ち上がる。カーランをケージに押し込み、首相撲からヒザ蹴りを突き上げるヴァンザント。距離が離れてもすぐにパンチで追いかけて組みつく。ここもカーランが首投げでテイクダウンを奪うも、ヴァンザントはすぐにブリッジを効かせて立ち上がる。
残り2分30秒、強引に首投げを狙うカーランだったが、ヴァンザントは頭を抜いてバックを狙いつつ立ち上がる。ヴァンザントはカーランをケージに押し込み、テイクダウンを狙いながら細かくパンチとヒザ蹴りを入れ続ける。終了間際、テイクダウンを奪われたヴァンザントはガードから腕十字を仕掛け、腕をクラッチしてディフェンスするカーランの顔面に鉄槌を入れた。
3Rもすぐに組みつき、カーランをケージに押し込むヴァンザント。組みついた状態から顔面にパンチ、足を踏みつけ、ヒザ蹴りと攻め続ける。四つ組みからテイクダウンすると、自分の膝でカーランの腕を殺して一気にパンチを連打。カーランが打たれ続けたところでレフェリーが試合を止めた。