【Interview】母国で勝利、OFCライト級王座決定戦に挑むフォラヤン
【写真】間合いを測るタイプだが、打ち合いになると強烈なフックと右のコンビネーションで一歩も引かないエドゥアルド・フォラヤン (C)MMAPLANET
1日(土・現地時間)にマニラのスマート・アラネタコロシアムで行われたONE FC05で、フェリペ・エノモトを下し、10月にOFCライト級王座決定戦に挑むことが決定したエドゥアルド・フォラヤン。母国で落とせない試合をモノにしたフィリピンMMA界のエースに話を訊いた。
Text by Takumi Nakamura
――母国フィリピンで、フェリペ・エノモトに快勝したエドゥアルド・フォラヤン選手です。間合い、打ち合いでも試合をリードしました。
「試合結果に関しては、凄く満足しているよ。でも、まだまだやらないといけないことは残っていることは、自分でも分かっている。MMAに欠かせない部分で、成長しないといけない。でも、トレーニングを続けて、その課題を克服していく自信はあるんだ。そして、どんな相手とも戦っていきたいと思う」
――勝因はどこにあったと思いますか。
「そうだね、神――ジーザスをしっかりと信じていたこと、そしてハードトレーニングを積んだことで、ハードな試合を制することができた」
――母国で勝利は格別ですか。
「OFCがマニラでイベントを開いたことは、ハッピーだ。多くのフィリピ人MMAファイターも、OFCの開催でやる気がさらに増したに違いない。これからフィリピン人ファイターが成長し、世界に出ていくきっかけになるだろう」
――次はタイトル戦ということが発表されましたが、相手はゾロバベル・モレイラが有力視されています。
「まだ、対戦相手を聞かされたわけじゃないけど、誰と戦うことになろうが、僕の方に問題はない。ただ、今は少し次の試合のことは忘れて、休息を取りたいんだ。そして、英気を養って、また試合に向けて集中していきたい」
――日本でもフォラヤン選手の散打スタイルMMAは注目されています。
「MMAは日本で始まったスポーツだと僕は思っている。だから、日本のファンには感謝の念を持っているんだ。今、MMAは世界に広まっているけど、日本のMMAファイターとともにアジアのファイターが世界をリードしていけるよう頑張りたい。アジアが世界を制することを信じているんだ」