【Interview】OFC初戦を制したビビアーノ・フェルナンデス
【写真】ねちっこいグラウンドの展開になったビビアーノ・フェルナンデス×グスタボ・ファルシローリ戦。最近のビビアーノのMMAでは珍しい、ブラジリアン柔術的な攻防が見られた試合で、トップをキープし続けた (C) MMAPLANET
1日(土・現地時間)にフィリピンはマニラのスマート・アラネタコロシアムで行われたONE FC05。メインでは元DREAMバンタム級王者ビビアーノ・フェルナンデスがOFCデビュー戦で、グスタボ・ファルシローニに判定勝ちした。序盤のMMA柔術と呼ぶべき展開でトップを制し続け、寝技での強さを改めて見せつけたビビアーノに、試合の印象を尋ねた。
Text by Takumi Nakamura
――OFCデビュー戦で判定勝ち、おめでとうございます。
「タフな試合だった。ファルシローリは柔術が巧くて、技から逃れることに長けていた。物凄くタフだったよ、分かる? 」
――スタンドでヒジ打ちを受けていましたね。
「アレは問題ない。効かなかったよ」
――勝因は何だったと思いますか?
「全てだ。僕の動きの全てが勝利に結びついた。そこは問題なかったよ」
――マニラで試合をした印象を聞かせてください。
「マニラにやってきたのは2度目だけど、素晴らしいね。OFCで戦えて本当に良かった。もちろん、僕は今でも日本が恋しいし、日本で戦いたいと思っている。いつの日か、OFCが日本でイベントを開催し、その一員として日本に戻りたい」
――OFCではタイトルを制定していくようですが、ビビアーノの次の目標を教えてもらえますか。
「何も考えていないよ(笑)。バンクーバーの家に戻って、子供や家内との時間を大切にする。まだ、次の試合のことは頭にない」
――ではビビアーノの試合が気になっていた日本のファンにメッセージをお願いします。
「本当にすぐにでも日本で戦いたいんだ。すぐにでも、ね」
――ありがとうございました。
「アリガト(笑)」