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【ONE FN14】エドゥアルド・フォラヤン、3年9カ月ぶりの勝利。下がるカーンを左で沈める

【写真】(C)ONE

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
Def.3R1分55秒 by KO
アミール・カーン(シンガポール)

かつてライト級世界王座を争った両者、ジャブで足がばたついたフォラヤンがジャブから右ストレートを伸ばす。距離を取ったカーンは軽く左ハイを見せ、フォラヤンが右カーフを蹴る。ローにジャブを合わせて行ったカーンが、ジリジリと距離を詰める。それでも右を当て、右ミドルを見せたフォラヤンがやや近い距離でオーバーハンドを振るう。

フォラヤンはスピニングバックキックを腹にいれ、蹴り足をキャッチしてテイクダウンを奪う。ガードの中に入ったフォラヤンは、スタンドに自ら戻る。飛び込んで右を放ったカーンに対し、組んだフォラヤンだがボディにヒザを受ける。離れ際のスピンニングバックフィストをかわしたカーンは、短時間のクリンチの攻防を経て距離を取り直す。カーンは再び左ハイをキャッチされテイクダウンを取られると、大きなパウンドを受けそうになり寸でのところでかわしてスタンドへ。フォラヤンが回転系の蹴りを見せて、時間となった。

2R、右ローに右を合わせるフォラヤン。続いて右を見せ、ローから左フックとフォラヤンが手数で優っている。フォラヤンは右カーフから蹴り足をキャッチしたが、ここはカーンが足を引き抜く。散打らしい動きを久しぶりに見せたフォラヤンは、ラカイを離れて原点回帰ファイトか。カーンも自ら組みに行ったが、切られる。カーンの右前蹴りを顔面に受けそうになりながら、右を振るうフォラヤンがジャブに左を合わせる。右ミドルからボディと、ファイトの声が掛かる中でフォラヤンが動きを見せる。

ここでレフェリーのチェックが入り、攻めるように促される。直後に前に出たカーンだが、逆にフォラヤンがステップイン――も、すぐに間合いを取りなおす。ファイトの声が続くなか、頭が直撃した直後に左を被弾したフォラヤンの腰が落ちる。足を止めての打ち合いに出たフォラヤンだが、カーンは間合いを外した。

最終回、積極的に動くフォラヤンに対し、カーンは変わらず堅守の姿勢を貫く。フォラヤンの前進に、距離を取ってジャブのカーンだが、その下がったところで距離を詰めらると、右に続く左フックを打ちぬかれ――この一発で大の字に。左右のパウンドを落としたフォラヤンは、現役生活の土壇場、連敗を5で止め、2019年11月以来の勝利を手にした。

そのフォラヤンは満面の笑みを浮かべ「アミールのジャブを良かったので、前に出て戦った。僕を支えてくれたチームのおかげだ。僕はまだここにいる。シンガポールのファンの前で戦い、世界の皆に試合を見てもらっている。皆の想いに感謝している。プレッシャーを与えれば、ハードに打ち抜けると思っていた」と話した。


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