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【UFC JAPAN TV】岡見勇信インタビュー「自分のやるべきことを…」

Yushin Okami

【写真】渡米の3日前に行われたインタビューで、2度の対戦相手の変更にもポジティブな意見が多かった岡見勇信(※写真はUFC148を訪れた際、ラスベガスで撮影したもの) (C) MMAPLANET

『見たいときに、UFCが視られる』=UFC JAPAN TV がMMAPLANETとコラボしたSpecial Interview。今回は11日(土・現地時間)にコロラド州デンバーのペプシ・センターで行われるUFC150「Henderson vs Edgar II」に出場する岡見勇信が登場。

ルイス・カーニからホウジマール・トキーニョ、さらにバディ・ロバーツと対戦相手の変更が続いた岡見だが、この変更にも岡見は「ロバーツは、これまで彼が積み上げてきた技術をぶつけることができる対戦相手」と前向きに語った。

――まさかまさかの2度目の対戦相手の変更となりました。いつ、この変更の知らせがあったのですか。

「25日の朝ですね。今から思うと最近のUFCの流れ的には、こういうこともあり得たんだなって。でも、最初に聞いたときにはビックリしました。この時期に、そうなるかって」

――ルイス・カーニからホウジマール・トキーニョに代わったときは、精神的にも動揺したのを練習することで落ち着きを取り戻したとのことでしたが、今回はそういう時間もありませんでした。

「全くタイプの違う選手になったんですけど、そこは前向きに捉えています。米国で練習してきていたということは、そういう相手を想定して練習していたので。まぁ、元に戻ったという感じで逆に、トキーニョとは違う正統派の選手と戦えることは、自分にとっては良いことなのかなって気持ちを切り替えました」

――トキーニョは今のMMA的な選手でなく、特異なタイプのファイターでした。対してボディ・ロバーツは、中庸なMMAファイター。そういうファイターと戦うのは、正統的なMMAで勝つことを積み重ねていた岡見選手にとって都合が良いということですか。

「そういう風に気持ちを切り替えました。ある意味、トキーニョは本当に特異な選手なので、ロバーツのようなファイターと戦う方が良いんだと思うようにしたんです。格闘技の神様からのお告げなのかなと(笑)」

――そう思うしかないと……。

「ハイ……」

――そういう風にポジティブに捉えている岡見選手の腰を折るような質問になりますが、トキーニョという選手に勝てば、再びトップ選手に戻ることができるという相手から、UFC二戦目のロバーツになる……、UFCもイベントとして試合を組まないといけないので成立したような対戦相手になりました。いわば勝って、どれだけ岡見選手にゲインがあるのか。勝って当たり前と思われる試合になったのかと。

「う~ん、そこまでは考えていないですけどね。まぁ映像も何試合か見て、パワーもあって技術もある良い選手です。自分としては、そういう選手にしっかりと勝つことが出来れば、また自信を深めることができるし、また上へ行けるんじゃないかなという風に感じています」

――UFCに上がる前の試合もチェックされて、そういう風な印象を持ったということですね。実力者同士が当たるUFC以外で、ロバーツはどんな試合をしていたのでしょうか。

「基本的にオールラウンダーですね。寝技もやるし、レスリングもしっかりできる。そのなかで打撃を主軸に攻撃していくファイターだと感じました。UFCの試合を見ると、全体的にバランスの取れた良い選手だと思いました。まぁ、UFCに上がるまではもう少し荒々しいファイトスタイルでした」

――UFCでの試合は対戦相手がブラジル人のカイオ・マガリャエスだったこともありますが、テイクダウンを許さない試合展開のなかで、ダメージ狙いでなく当てる打撃で手数でポイントメイクをするクレバーさを見せていた嫌なファイターという印象があります。

「勝つために必要な技術を使っている。しっかりと打撃を当てて、距離を取ってテイクダウンされない。テイクダウンをされてもすぐに立ち上がる。UFCに必要な技術を持っている選手です。

そういう選手の対策は自分もUFCで戦うようになってから、ずっとしてきていました。そして、さらに進化させてきたことをぶつけることができる相手なので、そういった意味でもやりがいを感じているというか……、そういう試合だと思います」

――試合順に変更はなかったのですか。

「PPVマッチであることは変わりないようです。そこは大丈夫だということです」

――だからこそ、しっかりと仕留めないといけないですね。

「しっかり仕留める……、もちろんフィニッシュにつながるようには戦いますが、フィニッシュに拘るというよりも、練習してきたことを出したいです。ティム・ブーシュに負けて自分が考えてきたこと、チーム・クエストの練習で得た技術をぶつけていきたい。自分がどう動くことができるのかっていうのを楽しみにしているところでもあるし、怖さももちろんあります」

――しっかりと確実な勝利かつ、インパクトを残した勝ち方ができれば……。

「まぁ、それはいつも思っていることなんですけどね。いつも通り、あとは今まで経験した反省を生かして、次の試合に臨めるか。そこだと思っています」

――ロバーツに勝つためには、ここだけは気をつけないといけないという部分はありますか。

「う~ん、そうですねぇ……。今、自分の技術に自信を持っているので、その自信が揺らいでやるべきことができなくならないように戦う。自分を信じて、やるべきことをしっかりと相手にぶつける。そうすることで勝利が見えてくると思っています。

自分をブラさないことですかね……」

――トキーニョと戦うことについて、ミドル級はトップグループと、その下が少し空いているので、自分のポジションをしっかりと明確にしたいということでした。対してロバーツは、明らかに格下、一発を狙いにくる怖さがあります。

「もちろん、狙ってくるでしょうけど、もうそういうことはずっと経験してきたので、自分の心をぶれないようにして、自分を信じて、身につけた技術で攻撃すること。相手云々ではないと思っています。

自分がどう動けるか。ぶつけられるのかということに気持ちを置いています」

――試合は高地デンバーになります。

「1日に出て、試合まで10日間あるのでそれだけあれば、体が慣れると聞いていますから大丈夫です。最初はきついと聞いていますが、そこで体を動かせば体が慣れてくると、チーム・クエストでも教わったので、最初の時間を大切に使うことを心掛けています。

まぁ、初めての経験なので深く考えすぎると、余計なことになってしまうので、楽観的に捉えています。とにかく、自分のやるべきことをやっていこうと思っています」

■UFC150「Henderson vs Edgar II」対戦カード

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ベンソン・ヘンダーソン(米国)
[挑戦者]フランク・エドガー(米国)

<ライト級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国)
メルビン・ギラード(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジェイク・シールズ(米国)
エド・ハーマン(米国)

<ミドル級/5分3R>
岡見勇信(日本)
バディ・ロバーツ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジャスティン・ローレンス(米国)
マックス・ホロウェイ(米国)

<フェザー級/5分3R>
デニス・ベルムデス(米国)
トミー・ハイデン(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・ハマン(米国)
マイケル・カイパー(オランダ)

<バンタム級/5分3R>
ケン・ストーン(米国)
エリック・ペレス(メキシコ)

<バンタム級/5分3R>
ダスティン・ペイグ(米国)
チコ・カムス(米国)

<フェザー級/5分3R>
光岡映二(日本)
ニック・レンツ(米国)

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