＜149ポンド契約／5分3R＞
マックス・ホロウェイ（米国）
Def.3R3分47秒by TKO
クレイ・コラード（米国）

ワンツーで前出てきたコラードに、ホロウェイは首相撲からヒザ。離れてハイからパンチに繋げるホロウェイだが、コラードは前進を止めない。蹴り足を掴んだコラードが、パンチを入れる。ショートノーティス、キャッチウェイトで出場となったコラードがフィジカルでホロウェイを上回っているか。コラードは再び足をキャッチして、パンチを連打する。首相撲からのヒザで体が崩れたコラードだが、ホロウェイはスタンドで待ち受ける。左の跳び蹴りがホロウェイの顔面を捉えるも、ホロウェイも左ストレートを返す。

左ジャブの応酬のあとも、ローを挟みパンチ合戦が続く。ホロウェイのスピニングバックキックがボディを捉え、続いて右フックを打ち込む。右を二つ、左ハイからスピニングバックキック、さらにパンチをまとめるとコラードの足下が乱れる。パンチを返すコラードだが、動きが止まるシーンも。パンチを出すが、足が前に出なくなったコラード、ホロウェイが初回を取った。

2R、コラードはどれだけ体力を回復できているのか。ホロウェイが左ハイからパンチを入れる。ホロウェイも手を出すが、空振りが多くスタミナに響きそうだ。前蹴りを腹に受け、構えを変えたコラードはヒザをボディに受け、右ストレートで頭が揺れる。前蹴りを掴みそこなったコラード、ホロウェイはバランスを崩してもすぐに立ち上がり間合いを取り直す。左ジャブから右ストレート、連打で前に出るホロウェイに対し、コラードも前に出る。そこにヒザを受け、崩れながらもシングルレッグへ。キムラクラッチで耐えたホロウェイが、離れて距離を取る。

サウスポーからオーソに戻したコラードのボディにホロウェイの前蹴りが決まる。強引に組んできたコラードのバックに回り込んだホロウェイは、自ら背中から離れ右ストレートから左ストレート、さらに左ハイを入れる。テイクダウン狙いをカットし、続いて右ハイを蹴り込んだホロウェイは、コラードのテイクダウン狙いにバックへ。前方に落ちるとトライアングルを仕掛けるホロウェイだが、コラードがエルボーへ。再び三角に組み替えたホロウェイはスラムにも足を離さず、ここで2Rが終了した。

最終回、テイクダウンを狙ったコラード。ホロウェイはスプロールすると、前蹴り。コラードはパンチ&ローで前に出てきてダブルレッグへ。シングルに組み替えるも、ホロウェイが腹をつき出し頭部へエルボーを落す。頭を起こしたコラードのボディに、ホロウェイはヒザ蹴り。回り込んで距離を取ると、下がりながら右ストレートを打ち込む。テイクダウンを潰され、胸板の辺りにヒザを受けたコラードがガードを取る。ホロウェイがパンチを落としながら、ハーフ、そしてマウントからバックマウントへ。

背中が伸びたコラードにパンチを2発入れたホロウェイが、RNCを狙う。ここを凌いだコラードは、エルボーが顔面に受け背中を見せる。ホロウェイが左エルボーをマウントから落とし、パンチ&エルボーで猛攻を仕掛ける。背中を向けたコラードは右のパンチを集中され、ついにレフェリーが試合をストップ。粘るコラードを振り切ったホロウェイ、激闘に終止符が打たれた。勝者はデニス・シバー戦をアピールした。

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