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【UFN53】沖縄剛柔流&グレイシーの融合、グンナー・ネルソンがストーリーと空手『力』の問われる一戦

Nelson【写真】グンナー・ネルソンにとって、その空手力が問われることになりそうなリック・ストーリー戦だ(C)GONGKAKUTOGI

7日(木・現地時間)、UFCが10月4日(土・同)にスウェーデンはストックホルムのエリクソン・グローブアリーナで開催されるUFC FIGHT NIGHT53のメインでグンナー・ネルソン×リック・ストーリーのウェルター級戦を行うことを公式ホームページで発表した。

「スウェーデン大会のメインで戦うことを光栄に思うよ。ファンには大騒ぎしてほしい。スウェーデンにはたくさん僕のファンもいるだろうしね。彼らは僕のスタイルが好きだし、当然、同じスカンジナビアンとして応援してくれる。とにかく、素晴らしい夜にしたい。この機会を得ることができて、とても興奮しているよ」と語るネルソンは、沖縄剛柔流空手とバッハ系グレイシー柔術を融合させた武道MMA派の新鋭だ。

アイスランド人のネルソン、日本では北欧といえばスウェーデン、ノルウェー、デンマークにフィンランドを加えた4カ国をイメージすることが多いが、フィンランドはスウォミ系で、人種的には同じノルド系のアイスランドの方がスウェーデンとは近しい真柄にある。最近では北欧、スカンジナビア、ノルディックという分け方に差異はなくなり、アイスランドやフィンランドを含めた5カ国を北欧やスカンジナビアと呼ぶようにいなってる――閑話休題――。つまり、ストーリーは敵地に赴くことになるわけだ。

キャリア13連勝中のネルソン、その空手流の打撃は試合を重ねるたびに、グレイシー柔術を存分に生かすためのテイクダウンへの布石ということも徐々に見えてきた。右の大きな一発で近づくために、足技で間合いを計る。最近は勝ち負けを繰り返し、ややピークを過ぎた感のあるストーリーとはいえ、その足技に動きに惑わされることなく一気に距離を詰めて組みに行くと、試合を有利に持ちこめるはず。ストーリーの爆発力をどのようにいなし、あるいはカウンターを入れることができるのか。ネルソンの空手『力』、トップ集団入りするために、その真価が問われる一戦となる。

なお、同大会のセミでニコラス・ムサケと対戦予定だったアミール・サダローが、カイル・ノークの負傷欠場を受け、9月20日(土・同)の日本大会で秋山成勲を戦うことが決まっている。

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