【OFC17】ランボー宏輔、6/14ジャカルタでモライシュと対戦!!
【写真】ランボー宏輔のOFC初陣の相手アドリアーノ・モライシュ。打撃が切れる柔術家、いわゆる現代ブラジリアンMMAスタイルのファイターだ(C)ONE FC
2日(土・現地時間)、フィリピン・マニラ大会を終えたOFCが6月14日(土・同)にインドネシア・ジャカルタのマタ・エラン・インターナショナル・スタジム(MEIS)でOFC 17「Era of Champions」を開催し、日本からランボー宏輔が出場するという発表があった。
今回のイベントでOFCは同国のトップ興業会社7キングスとパートナーシップを結び、MEISという同国最大の屋内競技場が使用される。MEISはキャパ1万5000人を誇り、昨年9月には少女時代がコンサートを行った際には1万2000人の観客を集めている。そんな大箱大会のメインでOFC初陣を迎えるランボー宏輔の対戦相手は、アドリアーノ・モライシュ。3月のOFC14=クアランプルール大会で元修斗世界王者&UFCファイターの漆谷康宏から一本勝ちを収めているブラジルの強豪だ。
切れのある打撃とスピード感タップリの柔術を使いこなすモライシュに対し、フライ級を越えた豪腕が持ち味のランボー。ライト級(=65キロ)の佐々木憂流迦、フェザー級(=60キロ)の堀口恭司とともに、2010年プロ修斗新人王(※バンタム=56キロ)に輝いている。これまでプロ修斗一筋で戦ってきたランボーにとって、初の海外進出、そして国際戦で戦うモライシュは決しては簡単な相手ではない。それだけに勝てばリターンも大きく、一気にOFC世界フライ級王座が見えてくる勝負となる。
また、同大会ではLegend FCフェザー級戦線で活躍していたフランシーノ・チルタの3年振りの復帰戦も決定している。インドネシアで2人目となるブラジリアン柔術黒帯で、同国を代表するMMAファイターのチルタは15勝0敗1分のキャリアの持ち主。対戦相手はエジプシャン・トップチーム所属、OFCにとって初の男子エジプト人ファイターということになる。冒頭に記したように3日にマニラ大会を終えたばかりのOFC、5月30日にシンガポール大会も予定されており、2週間後に昨年10月以来のインドネシア大会を開催する。2011年9月の活動開始以来、シンガポールを拠点にフィリピン・マニラ、インドネシア・ジャカルタ、マレーシア・クアランプールと4カ国で各・年に2度のペースでイベントを開いてきたOFCだが、7月&8月と新たな国でのイベント開催も噂され、名実ともにアジア最大MMAイベントになりつつある。