【Kunlun Fight】宮越慶二郎、延長戦で勝利もぎ取る
【写真】マニラで勝ち名乗りを受ける宮越慶二郎 (C)JPMC
27日(土・現地時間)にフィリピンはマニラ、パサイシティのソレアー・リゾート&カジノで開催されたKunlun Fight04。WBCムエタイ・ルール国際戦61・5キロ級に出場した宮越慶二郎が、中国人キックボクサーのウェイ・ニンギュンに延長判定で下した。
ローからパンチのコンビネーションで試合を組み立てた宮越に対し、ウェイ・ニンギュンは単発の左フック、ボディなどパンチ主体の攻撃を見せ、前蹴りで距離を取る。2R、素早いステップからローとパンチで攻める宮越。ウェイ・ニンギュンは引き続きパンチを振るいながら前に出てくるが、宮越が首相撲からヒジを打ち込んだ。
3Rも前に出てパンチを繰り出すウェイ・ニンギュンに対し、宮越が足を使って迎え撃つも、ジャッジは1人だけ宮越に29-28をつけ、他の2人は29-29のイーブン。マジョリティドローで試合は延長戦へ。3R終盤にはパンチを打ち合った両者だったが、最後の3分も宮越はステップとロー&キックで勝負を掛ける。と、足への蹴りが効かされたかウェイ・ニンギュンの動きが落ち、延長判定で宮越が勝利を得た。
またK-1ルール95キロ級4人トーナメントはスロバキアのイワン・ベルテックが、2試合連続KO勝ちで優勝、中国ベースのクンルンファイト・ファイトだが、今大会を主催したトニー・レジェス氏はマニラの一等地マカティでワールドムエタイ・チームUSAというジムを開いており、今週末イベントが行われるOFC15出場選手も汗を流しているようだ。
■Kunlun Fight04試合結果
<K-1ルール95キロ級決勝/3分3R>
イワン・ベルテック(スロバキア)
Def.1R by TKO
セルジオ・ケネス(オランダ)
<WBCムエタイ国際戦61.5キロ契約/3分5R>
宮越慶二郎(日本)
Def.exR
ウェイ・ニンギュン(中国)
<K-1ルール女子58キロ級/3分3R>
ワン・キハン(中国)
Def.3R by TKO
ティアナ(ブラジル)
<K-1ルール70キロ級/3分3R>
チャンプアック・ジェトサッド(タイ)
Def.3-0
スカイルアー・ペーニャ(米国)
<WBCムエタイ国際戦60キロ契約/3分3R>
レインハード・バダト(フィリピン)
Draw exR
ワン・ワンベン(中国)
<MMA女子56キロ級/5分3R>
ファン・フェア(中国)
Def.1R by Submission
ロシュール・レスティーノ(フィリピン)
<MMA75キロ級/5分3R>
マチュー・リチャードソン(カナダ)
Def.3-0
タン・ユンシン(中国)
<ムエタイ75キロ級/3分5R>
マイケル・バダト(フィリピン)
Def.2R by KO
モクハラット・ウォラウット(タイ)
<K-1ルール95キロ級T準決勝/3分3R>
セルジオ・ケネス(オランダ)
Def.3-0
マシニーサ・ハマイリ(フランス)
<K-1ルール95キロ級T準決勝/3分3R>
イワン・ベルテック(スロバキア)
Def.2R by TKO
イン・ペンサン(中国)
<K-1ルール59キロ級/3分3R>
ライアン・ジャキリ(フィリピン)
Def.1R by KO
オウ・ヤン(中国)