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【PFL Africa2026#01】打撃で倒せず、組みでも上手さを見せて快勝のンコシ・ンデベレ「楽しんで戦った」

【写真】良いモノを持っているだけに、ちょっと聞きたくない試合後のコメントだった(C)PFL

<バンタム級/5分3R>
ンコシ・ンデベレ(南アフリカ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ミケーレ・クレメンテ(イタリア)

インローから前に出るクレメンテに対し、左に回るンデベレが前手の右をヒットさせる。さらに左を伸ばし、バックエルボー。右から左ハイを狙う。これをキャッチしたクレメンテは、リリース後もワンツーで飛び込む。オーバーハンドからクリンチ、細かいパンチを見せたクレメンテは、離れてンデベレの左を被弾して下がる。ケージ際のクリンチの攻防で、ンデベレのヒザが急所に当たり、試合が中断する。

再開後、ンデベレが前蹴りをボディに入れ、積極的に前に出てくるクレメンテに対しワンツーからスピニングバックキックを繰り出す。空振りにも大歓声を受けたンデベレは、ショートのパンチ、首相撲からヒザ&ヒジを入る。右を差し返してケージに押し込んだクレメンテだが、崩しからバックを許してグラウンドに持ち込まれる。

非常にスムーズな動きでバックを狙ったンデベレ。クレメントも反応し、背中をマットにつけてバックからは逃れる。ンデベレはトップを取った状態で、スタンドを選択。すぐにクリンチの展開となり、初回が終わった。

2R、様子見のンデベレに対し、ワンツーで距離を詰めたクレメンテがダブルレッグへ。切り返したンデベレだが、スクランブルでスタンドに戻ったクレメンテがクリンチを続ける。ンデベレは離れ右を見せて組む。バック狙いを防いだクレメンテは、離れたンデベレとの打撃戦に応じ左ストレートをヒット。ワンツーで前に出たンデベレは組まれて、ケージに押し込まれる。ンデベレがワンツーを当てるが、組みでスタミナをロスしているか。

と、クレメンテがテイクダウンに成功する。すぐに立ち上がったンデベレは、ケージを背負った状態が続く。ンデベレは左エルボーを打ち込み、組み直す。離れたクレメンテはパンチをかわしてバックに回る。前方に落としてトップを取ったンデベレだが大きく肩で息をついた。

最終回。スコアはイーブンでもおかしくない状態で、クレメンテがインロー。ンデベレは関節蹴りから左ミドルを繰り出す。頭が当たるような飛び込みを見せたクレメンテは、ジャブでンデベレに反応させる。それでもンデベレはショートで左を決め、組んでケージにクレメンテを押し込む。クレメンテは大内刈りが決まらなかったが、体を入れ替えてダブルレッグへ。すかしたンデベレがバックを狙いから、トップに切り替えてサイドで抑える。

残り2分、ワキ腹にヒザを突き刺すンデベレは、バギーチョークを察知して防ぎエルボーを落とす。足を戻したクレメンテを殴ったンデベレがパスを決める。腕狙いから、足を取りに行ったクレメンテ。足を抜いてスタンドに戻ったンデベレが、ヒザを決める。残り10秒、スピニングバックキックを放ったクレメンテに対し、ンデベレは組みから豪快には支払いで宙を舞わせタイムアップを迎えた。

3Rを戦い抜いたクレメンテは、笑顔を浮かべ敗北を受け入れていた。ジャッジの裁定は3者とも30-27で、ンデベレが判定勝ち。勝者はケージのなかで歌を歌い、「ただ楽しんで戦った。ぶっ潰しに来たわけじゃない。ファンと楽しみたかった」とコメントを残した。


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