【PFL Europe2025#04】クリス・サイボーグが王座防衛。2026年、ダコタ・ディチェバとラストファイト?!
<PFL世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
クリス・サイボーグ(ブラジル)
Def.3R2分55秒 by RNC
サラ・コリンズ(豪州)
サウスポーのコリンズが左インローを蹴る。左ローを返したサイボーグが右オーバーハンドを繰り出す。インローを蹴られても足を払おうとしたコリンズは右ボディを打たれ、顔面を殴られそうになる。直後にアイポークがあったとブレイクを要求したコリンズは、時間を置いて再開に応じる。サイボーグはジャブで前に出て圧を掛けるが、コリンズが左前蹴りを入れる。距離を詰めてパンチを纏めようとしたサイボーグが、右インローを蹴る。
右ミドルからワンツーのサイボーグ、まだやや距離が遠いか。コリンズの左にボディロックテイクダウンを合わせたサイボーグが、バックからパンチを連打する。殴られながら立ち上がり正対したコリンズは、シングルレッグから足を抜こうとし再び後ろからパンチを受ける。右ハイ、ワンツーのサイボーグの右インローでコリンズが姿勢を乱す。サイボーグはボディからインローを続け、右フックを当てる。コリンズはジリジリと下がり、右を被弾。蹴り足をキャッチしたサイボーグが殴って、バックへ。ヒザを入れて最後のパンチが後頭部に当たり時間となった。
2R、コリンズがインロー。サイボーグは組んでバックを伺うが、コリンズが離れる。右にカウンターを合わせようとするコリンズは、パンチで劣勢になっても左ハイを狙う。サイボーグは右ミドルを入れたが、続く右ハイをキャッチされテイクダウンを許す。コリンズはクローズドガードのなかでエルボーを落とす。ニーシールドから立とうとしたサイボーグがクローズドを取り直す。すかさずコリンズがエルボーを落とす。ハイガードから蹴り上げに、スタンドに戻ったコリンズ――勿体ない展開だった。
直後に蹴り足を掴み、リリース後にクリンチがヒザを腹に入れたサイボーグがボディロック。頭を抱えてテイクダウンを許さなかったコリンズが離れて左ストレートを当てる。サイボーグはボディロックも、コリンズは倒されずにラウンド終了を迎えた。
3R、右ショートフックを入れたサイボーグが、右から右ミドルを決める。右を振って組んだサイボーグのヒザ蹴りにも、コリンズがボディロックを払い腰で切り返す。バックを許さず袈裟で抑えるコリンズがパンチを打ち込む。ケージキックからバックに回ったサイボーグが両足をフックしてRNCを狙う。アゴの上からゲイブルグリップ、RNグリップにスイッチしたサイボーグが、タップを奪いPFL世界女子フェザー級王座の防衛に成功した。
初防衛に成功したサイボーグは、もう1試合MMAをダコタ・ディチェバとバンタム級で戦ってボクシング王座を目指すと話した。
















