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【PFL Europe2025#04】ジティンスとの首相撲バトルを制したラピルースが、セルジオ・ペティスを指名!

<バンタム級/5分3R>
テイラー・ラピルース(フランス)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
リアム・ジティンス(英国)

元Cage Warriorsバンタム級王者、7連勝中のジティンスが元UFCのラピルースと対戦。左を連続で伸ばし、左ローとアグレッシブなラピルースがジティンスの蹴り足を捌いてテイクダウン。ジティンスがすぐに立ち上がると、ジャブから左をラピルースが続ける。右からスピニングバックフィストを空振りにしたジティンスは、左ストレートを打たれる。引き続きジャブから左ストレートで優勢のラピルースをリオンのファンは、ラ・マルセイエーズの合唱で後押しする。

ボディを入れ、左エルボーを決めたラピルースは、下がったジティンスにヒザを決めてケージに押し込む。ジティンスは体を入れ替えるも、すぐに押し込み返される。離れた両者、ラピルースは頭を固定して左のショートを連打。さらに首相撲&エルボーから左ミドルを極める。ジティンスはインローを蹴り、スピニングバックフィスト。かわしたラピルースがヒザを入れて、左を打ち込む。ジティンスは右ヒザをボディに突き刺して前に出るとハイキック。ガードしたラピルースがテンカオから右エルボーを決め初回が終わった。

2R、インローを蹴りあった両者。スリップしたラピルースが立ち上がって距離を取り直す。ジティンスがスイッチして左ボディ。ラピルースは慌てず右ローから左を伸ばす。首相撲でヒジを打ちあった両者、ジティンスはプレッシャーを高める。シングルに取られても首を取ってヒザを見せるジティンスが、前に出てエルボー&ヒザを入れる。ラピルースも首相撲&ヒザを見せるが、下がる場面が増えてくる。

下がりながらワンツーを伸ばすラピルースに対し、ジティンスは徹底して距離を詰めて右リードフックから左を伸ばす。首相撲でケージにラピルースを押し込んだジティンスがヒジを打ち込む。ラピルースは押し込み返してもヒザを受ける。離れると左ローを入れたジティンスが、パンチを受けても前に出て左を伸ばし、ローを蹴る。ヒザ&ヒジのラピルースが左カーフで体がよれる。首相撲の攻防からラピルースがスピニングバックフィストを狙った。

最終回、すぐに前に出るジティンスが、右インローを蹴る。スイッチして前に出るジティンスが首相撲からヒザを受けても、ボディを連打する。しかし、ラピルースがヒザを効かせジティンスが下がる。ケージまで下がったジティンスは再びヒザを受け、シングルからクリンチも体を入れ替えたラピルースが間合いを取り直す。首相撲&ヒザを嫌がったジティンスを追いかけたラピルースが、首投げを防いでヒザを続ける。

そのヒザにテイクダウンを合わせたジティンスが、スクランブルでバックに回る。ヒザをワキ腹に突き刺すジティンスに対し、正対したラピルースが立ち上がって離れる。パンチの打ち合いで前に出るジティンスだが、ラピルースが左ボディ、左ヒザを繰り出す。ジティンスは左ローを極め、左を振るう。ジティンスはスピニングバックフィストを空振りし、前に出て左を被弾する。ジティンスは左ヒザを2つ腹に受けながらも、前に出ようとしたところで時間となった。

ドッグファイト、圧されそうになったところでボディへのヒザで2度ジティンスの体を折ったラピルースが3-0の判定勝ちを収め、「新しいMMAを見せたかった。来年の2月、ドバイでセルジオ・ペティスと戦いたい」とラピルースは話した。


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