【NEXUS41】須藤の足関節を防ぎ続けた横山。しっかりトップ奪取とパウンドで判定勝ち&王座防衛

2025.11.22

【写真】しっかりMMAの戦いを見せてベルトを守った(C)MMAPLANET

＜NEXUSフェザー級タイトルマッチ／5分3R＞
横山武司（日本）
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
須藤拓真（日本）

サウスポーの横山に対し、須藤が体を振って距離を詰める。右ロー、右ミドルと蹴りを散らす須藤。横浜は右を伸ばして左右に回り、右関節蹴りを繰り出す。須藤は右ハイ、横山が右ロー、右ハイを見せた。蹴りの打ち合いから須藤がシングルレッグで飛び込み、横山の右足を抱えて引き込んだ。横山は左ヒザを着く。須藤が潜るってからガードに戻すと、横山が立ち上がってパウンドを落とす。須藤も立ち上がった。

蹴り合いからパンチの交錯で須藤が尻もちを着いた。シッティングガードの須藤に対し、ローを蹴る横山。須藤は立ち上がってすぐシングルレッグから引き込み、横山の左足を狙う。足を抜いた横山が立ち上がると、須藤もスタンドに戻った。横山はローを当て、須藤の右に左ストレートを合わせる。やはり足を取って引き込む須藤だが、横山が足関節を潰す。須藤は下から三角、外れると横山の左腕をキムラで抱えて初回を終えた。

2R、須藤が左右ローからワンツー。横山もローを返す。ワンツーの打ち合いから横山の右ミドルをキャッチした須藤が、引き倒した。尻もちを着かせて横山にパウンドを浴びせる須藤。さらに足を取りに行くが、ここは横山が体勢を入れ替えて立ち上がる。須藤もシッティングガードからスタンドに戻った。

須藤のワンツーが横山の顔面を襲う。右フックをガードした横山がシングルレッグで組みつき、須藤に尻もちを着かせた。須藤は潜って横山の左足を狙う。横浜は左のパンチを落としてディフェンスし、やはり立ち上がった。しかしローがシッティングガードの須藤の下腹部に当たってしまい、試合が中断される。

須藤は試合を続行。再開後、互いに蹴り合いから距離を詰めていく。横山の胴廻し回転蹴りをかわした須藤がパウンドを連打する。横山は草刈りから立ち上がり、須藤もスタンドへ。残り1分、須藤がシングルレッグから引き込むが、足を取り切れずボトムに。横山がパチンを連打すると、須藤もシングルレッグを狙うがガブられてしまった。

最終回、須藤が距離を詰めると、横山が右ジャブ、右ローを当てる。須藤の右ミドルをキャッチするがグラウンドには持ち込まず。すると須藤がシングルレッグへ、横山はギロチンで引き込み、フックガードに。確実にトップを押さえに来た須藤が、ケージ際まで移動する。横山も足を上げるが、須藤がかわしてトップをキープ。横山は上半身を起こしてケージに背中を着けるが、立ち上がろうとしたところで須藤にダブルレッグで抱えられてしまう。