【UFN265】タジキスタンのアリエフが、打撃&テイクダウンで圧を掛け続けロックから判定勝ち。11勝0敗に
<ライト級/5分3R>
ニュルロ・アリエフ(タジキスタン)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
シェケメ・ロック(英国)
サウスポーのロックに対し右ミドルを蹴ったアリエフは、姿勢を乱すがそのまま組みついてケージに押し込む。ロックはすぐに離れると、インローを蹴られジャブを伸ばす。右オーバーハンドから左を当てたアリエフは、スリップして姿勢を崩すがすぐに起き上がって離れる。右ハイからワンツー、スイッチして左を当てたアリエフに対し、ロックはヒザ、左ハイを繰り出す。
アリエフは飛び込んでショートのワンツー、さらにコンビを繰り返しワンツーからパンチを纏める。ロックがたまらず組みつくが、離れたアリエフが圧をかけダブルレッグを切る。左から右で前に出るアリエフは、組まれてケージに押し込んでダーティーボクシングでロックを削っていく。左ストレートから左ミドルを返したロックだが、ワンツーの左を被弾する。ボディストレートから顔面を殴るアリエフは蹴り技で距離を取ろうとするロックを深追いせず、初回を取った。
2R、ロックが左インローを蹴り、掛け蹴りを繰り出す。ワンツーで前に出るアリエフが右ミドルを蹴り、前に出て右ストレートを打ち込む。直後に組みついたアリエフだが、テイクダウンは奪えずロックが距離を取り直す。ロックはダブルレッグを切られ、ジャブで殴られワンツーでケージにつまる。アリエフはスイッチして左ストレートを伸ばすと、ロックがガードの上から左ハイを蹴る。
ショートをまとめたアリエフ、左ストレートを被弾したロックがダブルレッグも受け止めて逆にドライブしてテイクダウンを決める。スクランブルでバックにまわったアリエフだが、ロックは離れて左ミドルを蹴る。最後の10秒でワンツーを打たれたロックが、左目を押さえてブレイクをアピール。頭が当たっていたようだが、すぐに再開され2Rが終了した。
最終回、アリエフが左フック、続いて左ストレートを当てる。ロックはダブルレッグを切られて、ケージに押し込まれる。ボディロックのアリエフだが、テイクダウンは奪えない。とアリエフのヒザが急所に入ったとロックがアピールし、ここもブレイクに。再開後、ロックのダブルレッグを小手で投げようとしたアリエフは、潰されボディロックテイクダウンを奪われる。
直後にマウントを取ったロックだが、アリエフはケージキックでスクランブルに持ち込む。続くダブルを切ったアリエフがダースを狙うとロックは背中をマットにつけて逃れると、すぐにスクランブルに持ち込む。両者揃ってスタンドに戻り、アリエフがケージにロックを押し込む。カニばさみで尻餅をつかされたアリエフは、すぐに起き上がってバックコントロールへ。アリエフは残り35秒で離れると、ロックの右ハイが顔面をかすめる。残り10秒、足を使って離れたアリエフは指を立てて勝利をアピールした。
3-0の判定勝ちを決めたアリエフは、デビューからの練習記録を11に伸ばした。
















