【UFN265】堀口恭司、ウランベコフをRNCで撃破!「UFCのベルトが欲しい。パントージャ、どこだ?」
<フライ級/5分3R>
堀口恭司(日本)
Def.3R2分18秒by RNC
タジル・ウランベコフ(ロシア)
堀口が右カーフを蹴って、ケージ内を大きくサークリングする。ウランベコフは左を伸ばしつつ右の前蹴り、堀口もワンツーと右カーフまで蹴る。ウランベコフは左ミドルを蹴り、堀口は右カーフや関節蹴りを見せる。ウランベコフは右ストレートを見せつつ、堀口は再びワンツーで飛び込む。じりじりと前に出るウランベコフが左のヒザ蹴り。堀口は蹴り足を取ってテイクダウンを狙うが、ウランベコフはそれを許さない。
試合がスタンドに戻るとウランベコフがジャブで前進。堀口は右ストレートを返す。一度組みの攻防になるが、離れた堀口がインロー。ウランベコフは右ハイと前蹴りを返す。ここで組みの展開になるとウランベコフが右腕を差して堀口をケージに押し込む。ウランベコフが堀口の体を持ち上げるようにテイクダウンすると、堀口はすぐにケージに背中を預けて寝かされないようにする。
ウランベコフはバックを狙うが、堀口が完全に立ち上がって離れる。堀口が左フックと飛び込み、ステップしながら右カーフを蹴る。ウランベコフがジャブを突くと、ウランベコフは右フックを返す。堀口は左の前蹴りと右カーフ、終了間際に再び右フックを打ち込んだ。
2R、ウランベコフがすぐに前に出る。堀口は左の前蹴り、ジャブを突き刺して右フックを打ち込む。さらに堀口が右カーフを蹴るとウランベコフがバランスを崩す。このまま堀口がグラウンドで上を取ると、ウランベコフは堀口の体を蹴り離しつつ、右手を堀口の首に巻いてギロチンを狙う。堀口は頭を抜いて距離を取るとパンチとヒジ打ち。ウランベコフが体を起こすと、堀口はウランベコフをがぶってパンチを入れる。
ここから堀口はバックに回ってパンチを入れ、ウランベコフは亀になって立ち上がる。堀口は後ろからパンチを入れて離れる。試合がスタンドに戻ると、堀口が細かいフェイントから右カーフ。そのまま堀口がプレッシャーをかけて右カーフと右ミドル。ウランベコフがシングルレッグで組みつくが、堀口が足を抜いて離れる。
立ち上がったウランベコフはサウスポーにスイッチし、堀口は右ハイと左フック。組みつくウランベコフだが自らガードポジションで引き込む。堀口がトップキープして立ち上がり、ウランベコフが下から堀口に組みついたところでラウンド終了となった。
3R、スイッチするウランベコフ。堀口はインローを蹴って左フックを打ち込む。これを受けてウランベコフは自らグラウンドで下になる。堀口はハーフガードでトップキープしてパンチとヒジを落とす。ウランベコフはケージに体を預けて立ち上がろうとするが、堀口はウランベコフの体をケージに押し付けてパンチを落とす。亀になって立ち上がるウランベコフ。離れた堀口が右ミドルから右ストレートを打ち込み、ウランベコフがそのまま崩れ落ちる。堀口はそこにパンチを打ち込んでバックに回るとRNCを極めて一本勝ちを収めた。
試合後、堀口は「UFCに戻ってきて、凄く気持ちが良い。ここに僕の夢がある。UFCベルトが欲しい。パントージャ、どこにいる? 彼は僕のチームメイトだけど、ぶちのめす。彼のことをすりペストしているけど、ファイトはファイト。ビジネス!!」と叫んだ。














