この星の格闘技を追いかける

【ONE FF114】須藤拓真、足関アタックが防御にも。キャッチ2つでマゴメドフに3-0勝利

【写真】とにかく足をきかせ、足関を仕掛け続けた(C) ONE

<サブミッショングラップリング・バンタム級(※65.8キロ)/10分1R>
須藤拓真(日本)
Def.3-0
シャムスディン・マゴメドフ(ロシア)

左腕を差して前に出るマゴメドフ。須藤はジャンプしてギロチンを一瞬狙う。マゴメドフは内股狙いも固執することなく、正対しなおしてアームドラッグを仕掛ける。反応した須藤だったが、マゴメドフがダブルレッグでテイクダウンを奪う。

とはいえ須藤は焦ることなく、須藤は足関ゲームへ。マゴメドフも即座に反応すると、須藤がストレートフットロック、ヒザを抜いてターンしたマゴメドフだが足を取られた状態が続く。トーホールドに切り替えた須藤は回転して逃れたマゴメドフにの右足を取るが、カカトをフックする前にマゴメドフがロールを許す。

マイキーロックを狙いつつ、トーホールドから外ヒールの須藤。マゴメドフは足を抜いて起き上がり、得意のトップゲームに持ち込こうとする。須藤は足を取り直すと、マゴメドフが逆に内ヒールに。須藤は慌てずヒザを抜き、逆に50/50から足を取りにく。足を抜き、パス狙いのマゴメドフの攻撃を須藤は足関節に防ぐ。

この展開で須藤は腕が張らないか、試合は5分を経過する。何度足を取られてもロールで逃れるマゴメドフだが、須藤は50/50から外ヒールで2度目のキャッチを奪う。トーホールドに移行した須藤は、マゴメドフにパスを許さない。残り3分を切り、マゴメドフがパスの圧をさらに高めると足を取りにいく。が、須藤は前転。するとマゴメドフのレッグロックにレフェリーがキャッチをコールする。

「入っていない」とアピールする須藤は、残り90秒を切り外掛け&外ヒールに。RNグリップにも足を抜くマゴメドフは、足関節のエントリーの対応に追われ、いわば防御に徹している形に。攻め続ける須藤は、最後の30秒でトップを取る。

たまらずマゴメドフはクローズドガードから逆に足を取りに行くが、ここは須藤が右足を抱えてタイムアップに。

結果、極めきれなかったがアタックし続けた須藤が3-0で判定勝ちを収めた。


PR
PR

関連記事

Movie