この星の格闘技を追いかける

【ONE FF114】2Rに2度のダウンを奪った品川。ペットプーパーの猛攻を凌ぎユナニマス判定勝ち

【写真】攻めるべき時は攻める。守るべき時は守ることができる。そんな格闘技としての強さを品川が見せてくれた(C)ONE

<ムエタイ・128ポンド(58.05キロ)契約/3分3R>
品川朝陽(日本)
Def.3-0
ペットプーパー・エックプーイーン(タイ)

品川が右ローを当て、ペットプーパーのミドルをかわす。ロープを背負いながら右ローを当てる品川。ペットプーパーの右ストレートに左ヒジを合わせる。品川が右から飛び込んだ。しかしペットプーパーも右を合わせていく。ボディを織り交ぜたコンボネーションを打ち込むが、ペットプーパーも左ボディに左ヒジをカウンターで当てる。

ペットプーパーの左右ミドルがボディに突き刺さる。さらに品川をコーナーに詰め、右を突き刺すペットプーパー。品川のパンチに対し、ペットプーパーが左ミドルを合わせた。品川にロープを背負わせ、右ミドル、右ローをヒットさせるペットプーパーに、品川も右を返した。

2R、ペットプーパーがプレスをかける。右ローを蹴って左に回る品川。ペットプーパーの左ローが品川の下腹部を捕らえて試合は中断。再開後、ペットプーパーが左右ミドルを打ち込む。品川は右ローからバックステップで下がり、踏み込んで左フック一閃。このパンチがペットプーパーのアゴを打ち抜きダウンを奪う。

立ち上がるもフラついているペットプーパーに、品川が襲いかかる。アッパー、ボディ、ヒジの連打から右ストレートで2度目のダウンを奪う品川。前のめりに倒れたペットプーパーは、再び立ち上がるもダメージは明らかだ。さらに左目頭から大量の出血が見られる。

試合が再開されると、逆転を狙うペットプーパーがラッシュを仕掛けるが、品川も首相撲で凌ぐ。右ミドル、ワンツー、左ローで攻め立てるペットプーパーに会場から大声援が飛ぶ。ペットプーパーの右ストレートが品川の顔面をかすめる。品川が首相撲で凌いだあとに左ボディを突き上げるが、ペットプーパーも左ヒジを合わせた。

最終回、品川が右を伸ばす。下がる品川を追うペットプーパー。品川は左ヒジを受けたあと、右ストレートを返した。ペットプーパーがミドルからガンガン距離を詰めていく。首相撲でかわす品川。ペットプーパーの右ヒジをかわして、自身も右を突き刺す。ペットプーパーは品川をコーナーに詰めて連打を浴びせる。回る品川のボディに左右のミドルを突き刺し、コーナーに追い込んだ。ペットプーパーの左ヒジを組みつく品川。距離ができるとペットプーパーの右ボディが当たる。品川は試合終了まで距離を取り続けた。

裁定は品川が3-0の判定勝ちを収めた。


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