【KO CLIMAX2025】モタと有川がUNLIMITEDフェザー級王座決定戦で対戦。60キロT準決勝・決勝も実施
【写真】モタ×有川はMMAファイター同士によるUNLIMITED戦。どんな化学反応を起こすか (C)TAKUMI NAKAMURA
12月30日(月)東京都渋谷区の国立代々木競技場第二体育館で開催されるKNOCK OUT60「K.O CLIMAX 2025」にて、KNOCK OUT-UNLIMITEDフェザー級(57.5キロ)王座決定戦として、カルロス・モタ×有川直毅の一戦が決定した。
Text Takumi Nakamura
KNOCK OUTの2025年の締めくくる晦日の立ち技の祭典=K.O CLIMAX 2025。BLACK・REDルールの両ルールでタイトルマッチを含む豪華カードが組まれるなか、UNLIMITEDルールでも初代フェザー級王座を決める戦いが組まれた。
当初、今大会ではカルロス・モタが倉本一真が保持するUNLIMITEDスーパーフェザー級王座に挑戦す予定だったが、9月の修斗を負傷欠場している倉本のコンディションが整わず。9月に57キロ契約ワンデートーナメントを制したMMAファイターの有川直毅とモタの間でフェザー級王座決定戦が組まれる流れとなった。
カード発表会見には有川が出席し、モタのコメントが代読で読み上げられた。有川・モタのコメント、そしてMMAPLANETと有川の質疑応答をお伝えしたい。
有川直毅
「今回、最高の舞台で最高の相手と戦えるということで、最高の刺激を、そしてベルトを持ち帰ることが出来るように楽しい試合するので注目していてください。
カルロス・モタ
「今回の王座決定戦が決まり、とても嬉しく、そして興奮している。初戦でベルトを持った相手を倒して以降、私はすでにノックアウトのチャンピオンのように感じている。今回、自分の全てを出し、アルミテットフェザー級のベルトを持ち帰るつもりだ。有川は覚悟しておけ。お前が今まで見たことのないものをリングで見せよう。間違いなく最高の試合になるから、私の試合は瞬き厳禁で楽しみにしていてくれ」
――UNLIMITEDルールの試合を経験して、MMAとの相違点をどう感じましたか。
「MMAと似たところは、MMAはタックルに行って、タックルのフェイントから打撃を当てると攻防が多くて、そこはすごく似てるなと思いました。逆に1番違うのはUNLIMITEDは結構ブレイクが早いので、MMAでは抑え込んでポイントを取りに行く選手も多いと思うんですけど、UNLIMITEDでは抑え込んでからいかに攻撃的でポイントに繋がるような姿勢を取れるかというところがまた違うのかなと思って、すごく面白いなと思いました」
――次の試合ではもっとこうすればいいということも分かりましたか。またUNLIMITEDは自分に合っているルールだと感じましたか。
「前にも言ったんですけど、多分これは僕のためのルールかなとか思っちゃったんで。もうちょっとタックルと打撃を混ぜられるように。この間はキックボクサー相手でほぼほぼトーナメントを戦ったんですけど、そこでも打撃がある程度通じたと思うんで、その打撃と、僕は意外とレスリングもできるんで、そこを今回モタに見せたいと思います」
――モタ戦ではよりUNLIMITEDに適応した自分の見せられそうですか。
「それはもう楽しみにしていてください」
また今大会では11月に1回戦が行われたTHE KNOCK OUT FIGHTER UNLIMITED 60キロ・トーナメントの準決勝2試合=町田光×新田宗一朗・平川蓮斗×タン・フォンと決勝がワンデートーナメント形式で行われる。
この日の会見には平川と新田が出席して意気込みを語り、タン・フォンと町田はコメントが代読されている。
平川蓮斗
「強敵のタン・フォン選手が相手ということで、1Rが始まってからバチバチの殴り合いをして失神KOしたいと思います」
タン・フォン
「私は1回戦突破に成功し、準決勝に出場します。今回の優勝賞金は200万円と聞いています。4名の選手はみんな強者ばかりなので、前回にも増してさらに激しい戦いとなるでしょう。しかし私は1回戦を勝ち抜いたことで大きな自信がつきました。次の準決勝に勝利して、必ず決勝戦に進出できると信じています。ファンの皆さん、必ずエキサイティングな試合をお見せしますので、ぜひ私を応援してください」
新田宗一朗
「前回初めてUNLIMITEDの試合に出て勝ったんで、今回も上手く適応して、町田さんとはキックボクサー同士なんですけど、自分が寝かして倒してやろうと思ってます」
町田光
「強くて素晴らしいファイターたちが勝ち残ったこのトーナメント、僕は居合いパンチで制覇してみせます。今までのこの必殺技でたくさんのピンチを乗り越えてきました。今回もきっと乗り越えられるはず。俺は居合いパンチを信じている」



















