【PFL CS03】パンチ→TDで攻めたザイヌコフがジャブ&右カーフのミッチェルを判定で下す
【写真】ミッチェルの右カーフに手を焼いたザイヌコフだがTDを混ぜた試合運びで勝ちを掴んだ(C)PFL
<ライト級/5分3R>
マカシャリプ・ザイヌコフ(ロシア)
Def.3-0:30-26.29-28.29-28
ジョン・ミッチェル(アイルランド)
ミッチェルが右ローと前蹴りのフェイント、ジャブと右ローを蹴る。ザイヌコフもジャブを返すが、ミッチェルもすぐに右ストレートを打ち返す。ミッチェルが蹴り上げるような右の顔面前蹴りと右ロー、ザイヌコフは体を上下させて前進し、右ストレートを打ち込む。ジャブの差し合いからミッチェルが右カーフ、ザイヌコフは左に回りながらジャブを突く。ミッチェルもジャブを見せ、互いにジャブを打ち合う展開が続く。
ミッチェルがそこから左フックと右カーフ、ザイヌコフがシングルレッグに入るが切られる。距離が離れるとザイヌコフが左ハイ、ミッチェルは右カーフを蹴る。ザイヌコフがジャブ、ミッチェルは右のパンチをかぶせて右カーフまで蹴る。ザイヌコフはミッチェルのジャブを空振りさせてアッパーからパンチをまとめる。ミッチェルは右カーフを的確に当て、ザイヌコフのパンチは空振りさせる。ラウンド終盤はミッチェルがジャブを突き刺し、ザイヌコフがインローを蹴り返した。
2R、先に前に出るのがミッチェル。右の前蹴りとカーフを見せ、ザイヌコフのジャブをバックステップでかわす。ミッチェルは右カーフでザイヌコフのバランスを崩すが、ザイヌコフはそこに右ストレートを狙う。ここでザイヌコフがシングルレッグに入ってミッチェルをケージに押し込んでバックへ。ミッチェルはスタンドのままザイヌコフの腕のクラッチを切って正対する。ザイヌコフは離れ際にハイキックを蹴るが不発。両者の距離が離れるとザイヌコフがジャブを突き、ミッチェルが右をかぶせて右カーフまで蹴る。
ザイヌコフはジャブから右ストレートにつなげ、ミッチェルもジャブから前に出てパンチをまとめるようになる。ザイヌコフが右フック、ミッチェルはザイヌコフのジャブに対して右カーフを蹴り返し、右の前蹴りで距離を取る。ザイヌコフのタックルを切りつつ、ミッチェルは細かくジャブを突く。さらにミッチェルは右ストレートをボディにも振って、右カーフ・ローでザイヌコフの前足を削る。ザイヌコフはそこに右ストレートで飛び込むがクリーンヒットには至らない。ザイヌコフはシングルレッグに入ってヒザを蹴るがミッチェルはすぐに離れる。ミッチェルは前後の出入りからジャブと右カーフでザイヌコフを削った。
3R、ミッチェルは右のガードを上げてジャブで前進。ザイヌコフもジャブ、右の蹴り上げるような前蹴りを見せる。ミッチェルは右カーフ→右ハイ→右カーフ。ザイヌコフはミッチェルのガードの上から右フックを打ち込みシングルレッグへ。ミッチェルをケージまで押し込むが、ミッチェルはケージに体を預けて足を抜いて離れる。
ミッチェルはザイヌコフのジャブをガードしながら右カーフ、右ストレートとボディへの右の前蹴り。ザイヌコフのシングルレッグを切って距離を取る。ミッチェルがジャブから右ストレートにつなげると、ザイヌコフはそこにダブルレッグを合わせる。ミッチェルはザイヌコフにバックを許しつつテイクダウンは許さず、ミッチェルがザイヌコフのクラッチを切りながら離れる。
離れたザイヌコフが飛びヒザ蹴り。ミッチェルは右ハイ、ジャブにかぶせる右のストレート。ザイヌコフはミッチェルのジャブにダブルレッグに合わせるが、ここもミッチェルは背中を見せて立ち上がって離れる。スタンドではミッチェルがワンツーと右ストレート、左フック。ザイヌコフがダブルレッグでテイクダウンが奪うがミッチェルはガードポジションを取って試合終了を迎えた。判定は2-1と割れて、ザイヌコフに軍配が上がった。