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【UFN260】1・2Rは蹴りで、3Rはグラウンドで有利に戦ったジェンキンスがタヴァレスを判定で下す

<フェザー級/5分3R>
ジャック・ジェンキンス(豪州)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ラモン・タヴァレス(米国)

サウスポーのタヴァレスに対してジェンキンスが右ミドルと前蹴りを蹴る。タヴァレスはジャブ→左ストレートを伸ばし、ジェンキンスは距離を取りながら右ミドルを蹴り返す。ジャブと右ミドルで距離を取るジェンキンス。ジャブからストレートを顔とボディに振るタヴァレス。距離が詰まるとジェンキンスが右フックを打って回る。

タヴァレスがジャブからプレッシャーをかけると、ジェンキンスは右ミドルと右の前蹴り。ここでタヴァレスが左の蹴りを返すとローブローになる。再開後、ジェンキンスが右ハイを効かせ、左フックからパンチをまとめる。一度距離が離れるとジェンキンスが右ハイ、パンチをまとめてインローと右ミドルにつなげる。

タヴァレスはジャブから前に出ていくが、そこにジェンキンスがインローを合わせる。その後もジェンキンスは足を使いながら右ミドルを当て、距離が詰まるとサウスポーにスイッチして左フック。終盤、ケージを背負うジェンキンスが右ミドル。タヴァレスが左ストレートから組みつき、そこにジェンキンスがヒザ蹴りを返す。

2R、ジェンキンスが下がりながらスイッチして左ストレートを放つ。タヴァレスはジャブから左ストレートにつなげ、ジェンキンスはオーソドックスから右ミドルとインロー。タヴァレスは左ストレートを返すが当たりが浅い。

ジェンキンスが左カーフを蹴り、タヴァレスはその蹴り足を取るようにニータップに入り、ジェンキンスをケージまで押し込む。ここでタヴァレスのヒザ蹴りがローブローになると会場は大ブーイングが起きた。ブレイクでの再開後、タヴァレスがジャブからパンチをまとめる。ジェンキンスはインローと右ミドル・、右ハイ、タヴァレスはワンツーと左のヒザ蹴り。ジェンキンスは構えをスイッチしながらタヴァレスの前足にアウトカーフを蹴る。

タヴァレスもジャブ、ニータップから左ストレート。組みついたジェンキンスがタヴァレスをケージに押し込んで、タヴァレスの左足にシングルレッグへ。テイクダウンを狙いつつ、ボディにヒザ蹴りを入れる。両者離れると右から右ストレート、構えをスイッチしながらの大外刈りを決めてテイクダウンし、トップポジションをキープしてラウンドを終えた。

3R、ジェンキンスがインロー。タヴァレスが左ストレートで飛び込むと、ジェンキンスが組みついてタヴァレスをケージに押し込む。ボディロックからテイクダウンを狙うタヴァレス。右腕を差した状態から足をかけてテイクダウンを奪う。ジェンキンスはタヴァレスの左足を超えてハーフガードでトップキープし、細かくパンチを入れる。

タヴァレスは左ヒジをついて半身になるが、ジェンキンスその左手を取って寝かせる。タヴァレスがケージまで移動して半身になるとジェンキンスは右のパンチを入れる。タヴァレスが立ち上がるとバックについて足をかけてグラウンドへ。一気にRNCを狙うが、タヴァレスも足をフックさせずに前方に落としてインサイドガードで上になる。

タヴァレスはインサイドガードからヒジを落とし、ジェンキンスはタヴァレスを蹴り離して立つ。タヴァレスが打撃で前に出るとジェンキンスが前足へのシングルに入り、タヴァレスがバランスを崩して亀になったところでバックに回ってパンチを連打する。1・2Rは蹴りで試合を組み立て、3Rにグラウンドで有利に試合を進めたジェンキンスが判定勝利を収めた。


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