【DEEP127】共に50歳で迎えた6年ぶり4度目の対戦は郷野が近藤に判定勝利。通算戦績は2勝2敗に
【写真】打撃のヒット数で勝った郷野が勝利を収めた(C)MMAPLANET
<73キロ契約/5分2R>
郷野聡寛(日本)
Def.3-0:20-18.19-19(郷野).19-19(郷野).
近藤有己(日本)
近藤がじりじりと前に出て、郷野がサークリングしながら右ボディストレートとインローを蹴る。近藤は変わらず前に出て左ミドル、続く右フックは空を切った。郷野は左のアウトロー、近藤は左ストレートから右フック。これをかわした郷野は近藤の前足にローを蹴る。互いにローを蹴り合ったあと、近藤が左ミドル。郷野は蹴り足をキャッチしつつ右ボディストレートと右ストレートを返す。近藤がインロー、郷野がアウトローから右ストレート、右ミドルから右ストレートにつなげる。
前に出るのは近藤だが郷野が右ストレートを立て続けにヒットさせる。近藤もそこに右フックを合わせ、左ストレートで前に出る。左フックで飛び込む郷野。近藤はアウトローを蹴り、郷野は右ボディストレート、シングルレッグを繰り出す。近藤が郷野の左ミドルをキャッチすると郷野がグラウンドで下になる。近藤は郷野の右足を超えてトップキープし、左ヒジを郷野の顔に落とした。
2R、郷野が右ミドル、近藤がインローを蹴り返す。郷野は再び右ミドルを蹴り、左フックで飛び込む。近藤が郷野のインローに右フックを合わせれな、郷野が細かいジャブを当てる。郷野がパンチから右ミドル、右ミドルから右ストレート、ジャブ・左フック、右ボディストレートを見せる。近藤も右フックと左ストレート、郷野のスピニングバックエルボーを空振りさせて右フックを返す。郷野は右ミドルと左ロー、下がりながら右ストレート。近藤も右フックを合わせる。
郷野が右ストレートと左ロー、細かいフェイントからジャブを突く。近藤がプレッシャーをかけると、郷野がケージ内を大きく動いてパンチで飛び込む。ここで郷野がスピニングバックキックからシングルレッグへ。近藤がそれを潰すと郷野が近藤の右足に絡む形でハーフガードで引き込む。近藤は左のパンチを入れながらパスガードしてマウントを狙う。郷野が足を一本戻したところで試合終了となった。
ジャッジ1名が20-18で郷野を支持。残り2名が19-19(マスト判定で郷野)とし、共に50歳で迎えた6年ぶり4度目の対戦は郷野が近藤に判定勝利。これで両者の通算戦績は4戦2勝2敗となった。