【PFL WT2025#09】注目のカヴァロフがンデジョーニをヒザ蹴り→パウンドアウト、無傷の10連勝を飾る
【写真】フィニッシュは組みからのヒザ蹴り→パウンドだったが、スタンドでのジャブも冴えた。今後要注目のカヴァロフだ。(C)PFL
<バンタム級/5分3R>
リナット・カヴァロフ(ロシア)
Def.1R2分49秒 by TKO
ヴィルソン・ンデジョーニ(アルバニア)
サウスポー同士の両者、ンデジョーニが左を打ち込む。カヴァロフも左ストレートから右フックを返す。カヴァロフがプレッシャーをかけてジャブを突くと、ンデジョーニも右フックを返す。カヴァロフが変わらずジャブを突き、ンデジョーニのパンチをバックステップで返す。
カヴァロフはジャブとインロー、ンデジョーニは左カーフと右ミドルを蹴って、ワンツーにつなげる。カヴァロフはジャブを起点にボディにもパンチを振って左カーフ。ンデジョーニはジャブからシングルレッグに入ってカヴァロフをケージまで押し込む。ンデジョーニはカヴァロフの右足にシングルに入る形になり、ダブルレッグに切り替えてテイクダウンしようとするが、カヴァロフも左腕を入れてクラッチさせない。
ンデジョーニが左腕を差しつつ距離を取ろうとすると、ここでカヴァロフが右のヒザ蹴り。これがンデジョーニの顎先をかすめるように当たり、そのままンデジョーニが後方にばたりと倒れる。カヴァロフが一気にパンチを連打し、最後は亀になるンデジョーニを殴り続けレフェリーが試合をストップした。これでカヴァロフはプロ戦績を無傷の10連勝とした。