【Gladiator031】ルキヤが初回にまさかのダウンも、強引な打ち合いから力づくで宮川を沈める
【写真】フルスイングの打ち合いは危険だが、右狙いの宮川に対して接近戦に持ち込まなければいけなかったことも分かる。まずはスタンドのガードも需要だ(C)MMAPLANET
<バンタム級/5分3R>
ルキヤ(日本)
Def.2R0分54秒 by TKO
宮川日向(日本)
宮川が左ジャブを突き、右ストレートを伸ばす。ルキヤが前後へのステップから踏み込むと、宮川が右から左フックを返す。宮川の右ローをすくったルキヤが組んだ。宮川がボディロックから小外で倒しにかかると、ルキヤが返してバックを狙う。
立ち上がった宮川が離れた。ルキヤの左インローに、宮川がカウンターの右ストレート一閃。ダウンしたルキヤはシングルレッグから立ち上がる。背中を着けた宮川にパウンドを放つルキヤだが、まだダメージが見られる。
宮川がスクランブルからルキヤを倒し、マウントを奪取してパウンドを連打。ルキヤはバックを取らせてから立ち上がり、宮川に背中を着かせてパウンドを浴びせる。宮川のスクランブルをガブッて潰したルキヤ。立ち上がった宮川にケージを背負わせると、大振りの打ち合いを展開する。
ルキヤが右スピニングバックキックから、右ストレートを宮川のアゴに突き刺す。さらに左ヒザ、左ボディから右を当てると、宮川がグラついた。そのままバックに回ってRNCを狙うも極まらず。パウンドに移行しようとしたところでルキヤが立ち上がり、シングルレッグを切りながら鉄槌を落とす。
さらに右ヒジを落としたが、これが宮川の後頭部に入ったとアピールがあり、レフェリーが試合を中断した。ルキヤにイエローカードが提示され、試合再開に。ラウンドは残り30秒、宮川は右アッパー、右ストレートを狙う。ルキヤも打ち返すが、宮川の左も顔面を捉えた。
2R、ルキヤは右ミドル。宮川は右ストレート、左フックを当てる。飛び込んだルキヤは、宮川にケージを背負わせて打ち合いへ。右フックでダウンを奪うと、そのままパウンド連打でレフェリーストップを呼び込んだ。
復帰戦でダウンを奪われながら、力づくで宮川を沈めたルキヤ。「今回は組みをちゃんとしようと思ったのですが、練習不足で全然できなかったです。次戦までにストライカーでも組みでも勝てるレベルになって来るので、応援お願いします」と挨拶した。