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【Black Combat Black Cup】タフファイトの末に延長戦へ。ルキヤがダウンを奪い、ゲーノを判定で下す

【写真】苦しい試合内容ではあったが、以前と比べて焦りすぎず、頭が真っ白になって戦うことはなかったように感じるルキヤだ(C)MMAPLANET

<バンタム級/5分3R>
ルキヤ(日本)
延長判定3-0:10-9.10-19.10-9.
フィリッピ・ゲーノ(ブラジル)

サウスポーのゲーノが強い左ミドルを放つ。右に回るルキヤが右ロー。ゲーノが下がってサークリングすると、ルキヤが左フック、右ストレートを当ててから一気に攻め立てる。右ミドルから連打を受けたゲーノが、ルキヤの首を抱えて引き込んだ。三角→腕十字をセットアップするゲーノをマットに叩きつけたルキヤは、足を捌いて右ローを入れる。ルキヤが離れてブレイクが掛かった。

スタンドで再開されると、互いに蹴りでけん制する。ゲーノのフェイントに対し、右の蹴り上げを見せるルキヤ。右カーフで距離をつくり、オーソドックスにスイッチしたゲーノに対して左に回る。ゲーノの左ミドルを捌くと、右から左ミドル。跳びヒザには左フックを合わされるも、相手の左ミドルをキャッチしてタイナーで転がす。立ち上がったゲーノに左右フックを浴びせ、引き込まれてもスラムして離れた。左フックを空振りするも、ゲーノのパンチをスウェーでかわしたルキヤは、ワンツー、右カーフで攻める。

ゲーノは左ミドル2連打からスイッチ。しかしルキヤの左ミドル2発から押されるように尻もちを着いたゲーノが、Kガードからルキヤの左足を狙う。すぐに足を抜いたルキヤはスタンドに戻るが、ゲーノの右がルキヤの顔面を襲う。ルキヤは右カーフから左フックを空振り。ゲーノが上下に蹴りを散らしてから右を当てる。ラウンド終了間際に組まれると、ルキヤは投げを狙うもケージに押し込まれた。

2R、ゲーノが細かく手数を出す。左インローがヒット、さらに右ストレートを伸ばす。ルキヤの左右フックをかわしたゲーノは、一瞬置いて左ジャブを突いた。ルキヤの左がヒット。ゲーノは組みつき、投げを打つルキヤを抱え上げる。一度離れて打撃戦を挑むルキヤだが、被弾も多い。組んだゲーノが右腕を差し上げ、ルキヤをケージに押し込む。突き放せないルキヤ。ゲーノは首相撲からシングルレッグに切り替え、ケージから引き剥がした。

ルキヤは左フック、左ハイを放つも、ゲーノが左ジャブ、右ストレートで打ち終わりを狙う。やや疲労が見られるルキヤ。左フックをかわされ、右の返しを被弾する。ルキヤの動きが止まると、ゲーノが左ジャブから右を浴びせる。残り1分でゲーノのダブルレッグをスプロールしたルキヤは、ケージに体を預けて凌ぐ。ゲーノが離れると、ルキヤがパンチで攻め込む。聞ゲーノが下がりながら右クロス、左ジャブを突いた。

最終回、互いにローを打ち合う。ロー&スイッチのゲーノは、ルキヤが前に出て来ると距離を保って右を突き刺す。ルキヤは左ミドル。右ストレートからフラついたゲーノに左右連打を浴びせ、下がって背中を見せた相手に右ハイを見舞う。体勢を立て直したゲーノがシングルレッグで組んだ。ルキヤの右腕も抑えたゲーノが崩すもルキヤは倒れず、正対して離れる。ケージを背負ったルキヤを、ゲーノがダブルレッグからすくい上げる。背中を着かされたルキヤは、半身から起き上がり背中をケージに預ける。しかりゲーノも立たせず。ルキヤの顔面にパンチを連打する。

立ち上がったルキヤ。ゲーノはバックコントロールへ。正対したルキヤは、ゲーノが離れるとパンチ&右ロー。下がるゲーノを左フックで倒した。ゲーノが即ルキヤの右足を取る。足を抜いたルキヤがパウンドを浴びせると、今度は左足を取って外ヒールを狙う。足を伸ばして尻もちを着いたルキヤは、逆にゲーノの左足に外ヒールを仕掛ける。カカト蹴りを受けながら立ち上がったルキヤは、飛び込んでパウンドを浴びせて試合を終えた。

両者がケージ中央に集められるが、裁定の発表まで時間がかかり、スタッフが2人の汗を拭く。これは本戦ドロー→延長戦ということか。分かりやすい動きのあと「ジャッジ5人中3人が延長に賛成」としてドロー裁定が告げられ、試合は延長戦に突入する。

延長戦はルキヤが右カーフで先制。ゲーノが左ローを返すが、動きにキレはなくなっている。ゲーノの右ストレートをブロックしたあと、レフェリーが試合を中断。ルキヤに何かを確認して再開する。右ハイを空振りしてスイッチするゲーノは、ルキヤの右ローを捌く。ルキヤが左フックからゲーノをケージに押し込む。ゲーノはルキヤの打ち終わりを狙うも、本戦ほどの力は感じられない。左フックを当てたルキヤ。左ミドルをキャッチされるも、すぐに足を抜いた。

首相撲からヒザを突き上げ、パンチでダウンを奪う。ゲーノがまたも足を狙ってくる。足を抜いたルキヤはクローズドガードに捉えられ、離れようとするも草刈りを狙われる。立ち上がったルキヤは離れ、パンチと左ミドルを放つ。

ゲーノも右ストレートからダブルレッグで、ルキヤに尻もちを着かせえてパウンドを浴びせる。立ち上がったルキヤをバックコントロールで捕らえたゲーノは、再びグラウンドに持ち込み、バックを狙う。ルキヤはスタンドに戻り、正対して試合を終えた。ゲーノは左目付近から大量の出血が見られる。

延長戦はジャッジ3者とも10-9でルキヤ。自身でも驚くような表情を浮かべたルキヤは、試合後のインタビューで「わざわざ日本から応援に来てくださった皆さん、ありがとうございます。めちゃくちゃキツくて、もっと練習しなアカンなと思いました」と挨拶。腰に下げた写真について訊かれると、「最近、大阪のミナミで友達が亡くなってしまって。兄弟ぐらい愛していて、一緒に夢を叶えたくて連れてきました。僕はもっと上に行って、コイツともう一人の兄弟にベルトを巻かせます」と決意を語った。


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