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【Breakthrough Combat04】代役アフメドの防御に苦戦も、山崎がパウンド&ヒジを落とし続けて7連勝

【写真】直前の対戦相手変更も、しっかり勝ちを収めた山崎(C)MMAPLANET

<58.5キロ契約/5分3R>
山崎蒼空(日本)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27.
ザヒド・アフメド(インドネシア)

左ジャブを突いた山崎が右カーフから、アフメドの右をかわしてダブルレッグでテイクダウンを奪った。アフメドのギロチンをかわした山崎はパウンドを落としながら右へパスを狙う。アフメドも足を利かせてスクランブルへ。しかし山崎がグラウンドに戻してマウントを奪取する。バックマウント→ボディトライアングルでアフメドの体を伸ばした山崎がパウンドを連打。RNCを凌がれた山崎は、パウンドで削りながら再びRNCをセットアップする。

これも凌いだアフメドは、パンチを受けながら仰向けに。マウントをキープした山崎は肩固めをセットし、左へパスする。アフメドが自分の足を抱えてスペースをつくり、呼吸を整えていく。ガードに戻したアフメドは山崎の左足を狙ったあと、背中を着かされつつケージキックで位置を変える。クローズドガードのアフメドの顔面に、パウンドと鉄槌を浴びせる山崎。ここで立ち上がった山崎に対し、アフメドがスクランブルからシングルレッグで押し込む。山崎が切り返し、ダブルレッグですくい上げて背中を着かせ、初回を終えた。

2R、アフメドの左右フックをかわした山崎がニータップで組みつき、ダブルレッグですくい上げてテイクダウンする。右側にパスした山崎。アフメドがケージに足の指をかけて凌ごうとする。ノースサウスに移行した山崎を、下から抱え込むアフメド。山崎はマウントを奪取してパンチを連打する。下から抱えるアフメドの腕を振りほどき、ブリッジも耐えた山崎が左右のヒジを落とす。

疲労からかパウンドのスピードが落ちた山崎だが、ここでも肩固めをセットアップ。やはり足を抱えて防御するアフメド。バックマウント→マウントと優位に進める山崎だが、アフメドもパウンドを耐え続ける。山崎も右ヒジを叩き込んで2Rは終了した。

最終回、山崎が左を突きながら距離を詰める。パンチを振るってくるアフメドをダブルレッグで倒した山崎。アフメドは右腕でギロチンに捕らえ、絞め上げるも首を抜かれた。アフメドもクローズドガードから足を上げていくも、立ち上がった山崎が足を捌いて右に回る。パウンドを落としながら、うつ伏せで起き上がったアフメドからバックマウントを奪取。

しかし粘るアフメドがガードに戻した。残り1分を切り、山崎が右パウンドを連打する。アフメドは体を起こした山崎の顔面にペダラーダを狙い、さらに三角絞めをセットアップしていくも極められず、試合終了のゴングを聞いた。

裁定はジャッジ1名がビッグラウンドを付けるユナニマス判定で勝利した山崎。これでプロデビュー以来7連勝を飾ったが、「普段やっていることと間違ってしまったり、過信したところがありました。しっかり直して、もう一回つくり上げていきたいです。まだ足りないところばかりなので、もうちょっと頑張らないといけないです」と反省の弁を述べた。


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