【Breakthrough Combat04】足関節で先手を取った森戸。ソンハにスタンドからRNCを極めて王座防衛
【写真】足関節のアタックやフィジカルの強さも見せたソンハに対し、森戸がスタンドバックからRNCを極めた(C)MMAPLANET
<Progress暫定ウェルター級選手権試合/5分3R>
森戸新士(日本)
Def.1R2分24秒 by RNC
イ・ソンハ(韓国)
上背で勝るソンハに対して、森戸が引き込む。これで2点を献上した森戸だったが、すぐにソンハの右足をとって足関節へ。ソンハは森戸の首を抱えてディフェンスする。森戸は内ヒールの形を作るが、ソンハは回転して脱出する。一度はソンハが立ち上がるが、森戸もシングルレッグの形で左足をとって再び足関節を仕掛ける。
これを逃げたソンハが上になると、ソンハの方も森戸の左足を取って足関節を狙う。足関節の攻防から森戸が先に体を起こして上を取る。森戸は中腰の状態から脇を差しつつパスして上四方へ。金髪もブリッジを効かせて体を起こして立ち上がるが、森戸がそのままバックに回り込んで両足をフック。スタンドのままRNCを極めて一本勝ちした。
試合後、森戸は「ソンハ選手は長身で韓国のMMA王者ということなんですけど、寝技で真っ向勝負してくれたんでやりやすかったです。(ソンハのスクランブルについて)足関節を逃げることで(ソンハの)トップのプレッシャーがなくなったんで、それでトップを取って、バックを取って極めることができました。これでProgress5連勝になるので、引き続き強い選手と戦っていきたいです」と振り返った。