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【Breakthrough Combat04】プログレスを体現。椿がTDから大脇のサブミッションをかわして6-4で勝利

【写真】チャラいが強い。MMAへの愛はホンモノ。それでいい(C)MMAPLANET

<Progress ライト級/5分2R>
椿飛鳥(日本)
Def.6-4
大脇征吾(日本)

サウスポースタンスの大脇が、距離を詰めてきた椿をいなす。自らケージを背負った椿。大脇は右手を首にかける。完全にケージへ背中を預けた椿が、大脇の首を抑えにかかる。大脇が崩しにいくと椿が離れた。ケージを背負った椿が大脇の右足を抱え上げる。シングルレッグの形で押し込んだ椿を、大脇がニンジャチョークに捉えた。

大脇をリフトアップしてテイクダウンした椿が、すぐにパスして2pを奪取する。大脇はサイドを奪われながらニンジャチョークに再チャレンジ。椿が持ち上げるも、下になって大脇にリバーサルの2pが入る。首から椿の左腕への十字をセットアップする大脇。腕を伸ばしかけたが、凌いだ椿がじっくりと腕を抜き、トップに回って2pを得た。大脇が下から左足をかけに行くが、ここで離れて立ち上がり、スクランブルの1pをゲットして初回を終えた。

椿の4-3で迎えた最終回、椿がゴングと同時に飛び出した。しかし大脇はプレスをかけて椿にケージを背負わせる。いなした椿が右に回り、反対に大脇をシングルレッグでケージに押し込んだ。大脇が右前腕で椿の顔を引き剥がし、シングルレッグを解いて右足を絡ませる。

バックに回る椿に対し、大脇が前転から左足を狙う。しかし椿が足を抜いて立ち上がり、同じくスタンドに戻った大脇をダブルレッグで倒した。テイクダウンの2pを追加した椿の右腕に両足を絡める大脇。椿が立ち上がろうとした大脇を押して尻もちを着かせたままにする。

大脇は椿の左腕にチョイバーを仕掛けるが、ここも椿が察知して腕を抜いた。椿の右腕に両足を絡め、さらにリバースデラヒーバへ切り替える大脇だが、ボトムを強いられる。立ち上がった椿を追って、自身もスタンドに戻り1pを獲得するも、離れた椿を捕まえることができなかった。

ポイント6-4で勝利した椿は「最初に十字が入った時、マジかよって思いました。危なかったです。首を狙われた時も焦りました。今後はどこの団体でどうなるとは言えませんが、MMAが大好きだし、MMAが一番だと信じています。自分の中でそれを証明するために戦っていきます」と笑顔で語った。


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