【UFC124】GSPが6度目防衛、コスチェック「GSPはP4P」
12月11日(土・現地時間)、カナダ・モントリオールのベル・センターで開催された、UFC124「St-Pierre vs Koscheck II」。そのメインイベントでは、UFC世界ウェルター級王座を賭けたTUFシーズン12コーチ対決として、地元出身の世界王者ジョルジュ・サンピエール(以下、GSP)とジョシュ・コスチェックが激突した。
2007年8月に対戦している両者、この時は判定3-0でGSPが勝利を挙げている。以後、ウェルター級絶対王者として6連勝中のGSPに、チアゴ・アウベス、パウロ・チアゴに敗れたものの、GSP以上の試合ペースで6勝を積み上げたコスチェック。3年を経て、再び相まみえる両者による2010年最後のUFCマッチは、大歓声がGSPを後押しする中でスタートした。
開始早々に炸裂したGSPのダブルレッグによるテイクダウンに対し、すぐさま立ち上がったコスチェックは、初回残り1分で反対にテイクダウンに成功。しかし、GSPのジャブで右目の周囲を大きく腫らしたコスチェックは、王者のパンチ&ローによって徐々に劣勢へ。試合後半には、手数&精度が増すGSPの前に、攻め手を完全に失ったコスチェックは、終了間際にもテイクダウンを決められると、そのままゲームを終えた。
裁定結果をきくまでもなく、6度目の防衛成功を確信したGSPは、試合後のインタビューでも、「コスチェックが試合前にアレコレ言ったのは、この試合のプロモーションだということをファンのみんなには理解してほしい」と、敗者をいたわる余裕のコメントも。挑戦者・コスチェックも「GSPは正真正銘のパウンドフォーパウンドだ」と認めざるを得ない、GSPの完勝劇となった。
・舌戦は最高潮、コスチェックに負けないGSP
・ライト級最注目は、ミラー×オリヴェイラ
・GSP×コスチェック、TD攻防前の打撃戦が鍵
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第11試合 UFC世界ウェルター級選手権試合/5分5R | ||
[王者] ○ジョルジュ・サンピエール (カナダ) |
5R終了 判定 詳細はコチラ |
[挑戦者] ジョシュ・コスチェック× (米国) |
第10試合 ヘビー/5分3R | ||
○ステファン・シュトゥルーフ (オランダ) |
1R3分55秒 TKO 詳細はコチラ |
ショーン・マッコール× (米国) |
第9試合 ライト級/5分3R | ||
○ジム・ミラー (米国) |
1R1分59秒 ヒザ十字 詳細はコチラ |
シャーウス・オリヴェイラ× (ブラジル) |
第8試合 ライト級/5分3R | ||
×ジョー・スティーブンソン (米国) |
1R1分54秒 KO 詳細はコチラ |
マック・ダンジグ○ (米国) |
第7試合 ウェルター級/5分3R | ||
○チアゴ・アウベス (ブラジル) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ジョン・ハワード× (米国) |
第6試合 ミドル級/5分3R | ||
×ジョー・ダークセン (カナダ) |
3R終了 判定 |
ダン・ミラー○ (米国) |
第5試合 ライト級/5分3R | ||
○マーク・ボセック (カナダ) |
1R2分33秒 三角絞め 詳細はコチラ |
ダスティン・ヘイザレー× (米国) |
第4試合 ミドル級/5分3R | ||
△ハファエル・ナタウ (ブラジル) |
3R終了 ドロー |
ジェシー・ボンフェルツ△ (カナダ) |
第3試合 ウェルター級/5分3R | ||
×マット・リデル (米国) |
3R終了 判定 詳細はコチラ |
ショーン・ピアソン○ (カナダ) |
第2試合 ウェルター級/5分3R | ||
×TJ・グラント (カナダ) |
3R終了 判定 |
ヒカルド・アルメイダ○ (ブラジル) |
第1試合 ライト級/5分3R | ||
×パット・オーディンウッド (米国) |
3R終了 判定 |
ジョン・マクデッシ○ (カナダ) |