【ONE FF97】引き込んでトップ狙いの畠山。ミラルペスの左ロングでダウン、パウンドアウトされる
【写真】日本で7勝0敗2分の畠山が、ライオン・ネイション所属のフィリピン人ファイターで3勝1敗のミラルペスに完敗(C)ONE
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ジェイソン・ミラルペス(フィリピン)
Def.1R3分34秒by KO
畠山隆弥(日本)
試合前から畠山のセコンドにタッチグローブで挨拶をしたミラルペス。試合が始まると、サウスポーの構えから左を伸ばす。かわした畠山はシングルレッグも、自ら下になる。ここからリバーサルを狙うが、上を取れなかった畠山はパウンドを落とされる。
それでもシングルからレッスルアップ、ボディロックを取り、バックに回る。ミラルペスは前転から足関節を狙うが、畠山は防いで枕からパスに成功する。
サイドで抑えた畠山はスクランブルでバックを取るが、前方に落とされる。手をついたまま蹴りを放った畠山は、ミラルペスがバランスを崩した隙に立ち上がるもい左ストレートを被弾する。畠山は左ストレートから左ミドルを蹴られ、組まれると引き込む。
蹴り上げに反応したミラルペスに続いて立ち上がった畠山だったが、右からロングの左フックを被弾して腰から崩れる。パウンドを落としたミラルペスをレフェリーが止め、勝負は決した。
「ずっとONEを視てきた。そして、相手のファイトもチェックしてフィニッシュできると思った」と勝者は話した。