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【UFC ESPN63】打撃のスピード・キレ・正確性が抜群のケイプ、シウバにTKO勝利して王座戦をアピール

<フライ級/5分3R>
マネル・ケイプ(ポルトガル)
Def.3R1分57秒 by TKO
ブルーノ・シウバ(ブラジル)

細かいフェイントを入れるシウバが右ストレート、左フックで飛び込む。ケイプもジャブを返して右カーフを蹴る。シウバは細かく動いてボディへのジャブと右フック、ケイプも左フックを返す。ケイプは飛び込みの左フックを当てサイドキック、シウバのステップインにワンツーを合わせる。ケイプは構えをスイッチしつつ左右のストレートで飛び込む。

シウバも左ボディから右フック。ケイプはサウスポーに構えてインロー、左ストレートから右フック、距離が詰まると離れ際に右フックを放つ。シウバも右を返すが、ケイプはシウバの前蹴りに右ストレートを合わせる。この前蹴りがローブローとなり、ケイプにインターバルが与えられる。

再開後、ケイプはサウスポーで左ストレートから右フック。構えを戻すと左から右ストレート、シウバが入ってくるところに左を突く。ケイプはシウバがテイクダウンを狙うと、それにも反応して、ワンツーと左のヒザ蹴り。ここでシウバの前蹴りが2度目のローブローとなってしまう。

インターバル後にシウバが右カーフ。ケイプはサークリングして右のヒザ蹴り、シウバも組んでヒザ蹴りを返す。離れるとシウバは右の前蹴り、ケイプは両手を前に出すような構えからプレッシャーをかけてワンツー、スピニングバックフィストを狙う。

2R、シウバが右カーフ、ケイプは構えをスイッチしながら左ロー。シウバもテイクダウンを切ると左フックから右ストレート、細かくパンチをまとめる。さらにケイプはシウバの前進に左フックを合わせ、シウバの蹴りを手で流して右からパンチをまとめる。ここから闘牛士のような動きでシウバを挑発し、一気にパンチをまとめる。完全にペースをつかんだケイプだったが、シウバの蹴りが通算3度目のローブローとなり、ケイプが悶絶して倒れ込む。シウバには減点1が告げられ、ケイプも苦しそうな表情を浮かべながら立ち上がる。

再開後、シウバはスピニングバックキックとエルボー。これをかわしたケイプは左右のフックで飛び込み、ロック・リーのポーズで挑発する。さらにシウバのパンチを空振りさせると、自ら座ってノーガードで再び挑発。ケイプは右カーフを蹴って、シウバが出て来るところに左を合わせ、シウバの右を空振りさせる。

その後もシウバが右を振って前に出るが、ケイプはコンパクトに右ストレートを合わせ、左ヒジで飛び込むと、歩くような左右パンチで前進。右ストレートから飛び込んで右フックにつなげる。シウバもテイクダウンを狙いつつ左右のパンチを見せるが、ケイプは関節蹴りと左ミドルで距離を取る。

3R、シウバのパンチで右目を気にするケイプがアイポークをアピール。試合はそのまま続行となり、シウバ左右のフックを振る。ケイプは左を当てて右カーフ、スイッチして左のミドルを蹴る。ケイプはシウバの右の強振を空振りさせて、インローと右ストレート。シウバの右フックに右ストレートを合わせる。

距離が詰まるとケイプはボディと顔にパンチを散らして、ガードを固めると左右のボディ、さらにワンツーと連打をまとめる。一度距離が離れると左で飛び込むシウバに左フックを合わせるケイプ。左の三日月蹴りを突き差すと、シウバがローブローをアピールするが試合続行。そのままケイプが距離を詰めてボディから連打。シウバが崩れ落ちてレフェリーが試合を止めた。試合後、ケイプはアレッシャンドリ・パントージャへの挑戦をアピールした。

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