【Pancrase349】中田大貴が左フック→右ストレートで石田陸也を1RKO「来年タイトルを獲る」
【写真】右ローの散らし、距離の合わせが見事な一撃だった(C)MATSUNAO KOKUBO
<フェザー級/5分3R>
中田大貴(日本)
Def.1R1分47秒by KO
石田陸也(日本)
石田が右の前蹴り、中田は右カーフを蹴る。石田は右アッパーと左フック、両者の右が交錯する。一瞬、組みの攻防になるが両者がすぐに離れる。右ローを蹴り合う両者。石田は左の前蹴りを見せて、左フックで飛び込む。中田はジャブをボディに振って右ロー、石田が右フックで前に出ると、中田が組みついてケージに押し込む。
石田は首相撲からヒザ蹴りを突き上げ、距離が離れると中田は右ロー。石田は左のヒジで前に出る。石田がインローとジャブ、中田は左ミドルを蹴って左ボディ、石田の右ローにジャブを合わせ、ワンツーで飛び込む。石田は遠い間合いから前に出て左のヒザ蹴り、これを外した中田がジャブ、左フックから右ストレートを打ち抜くと、石田がその場に崩れ落ち、中田が見事なKO勝利を収めた。
試合後「2連敗していて、好きでやってきた格闘技なのに辞めようと思っていました。自分の試合を見て、諦めようなかな、投げ出そうかなと思っていた人が頑張ろう・踏ん張ろうと思ってくれたら何よりです。絶対来年タイトルを獲るんで見ていてください」とマイクアピールした。