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【Road FC70】総合力で勝るスーチョルが判定でヒョンウを撃破。63キロT決勝はジヨンと韓国対決

【写真】RIZINで井上直樹に敗れてから、わずか1カ月後——スーチョルが、これだけ顔面が腫れ上がるタフファイトを展開した(C)ROAD FC

<Road FC グローバル63キロT準決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
Def.3-0
キム・ヒョンウ(韓国)

もう一つの準決勝=ヤン・ジヨン×コシェン・アカノフはアカノフが計量オーバーしたため、ジヨンが決勝進出。この試合の勝者がジヨンと決勝を争う形となる。

お互いにジャブのフェイントを見せてスーチョルが右フック、ヒョンウもワンツーを返す。スーチョルはジャブと右カーフ、ヒョンウは距離が詰まると左ボディから顔面への左フックにつなげる。

スーチョルが再び右カーフを蹴ると、ヒョンウは右ボディストレートを返す。スーチョルはダブルレッグでテイクダウンも狙いつつ、パンチのコンビネーションから左ミドルを蹴る。

ヒョンウが右アッパーからパンチをまとめるも、スーチョルはそれをしっかりブロックし、シングルレックからテイクダウンを奪う。ヒョンウがケージに体を預けて立ち上がろうとすると、スーチョルはボディにヒザ蹴りを突き刺す。

ここはヒョンウが立ち上がり、右ストレートから左フック。スーチョルはガードを上げて右カーフを蹴る。ヒョンウはスーチョルの左ミドルををとってパンチをまとめ、左ボディまでつなげる。スーチョルもヒョンウの左ミドルに左フックを合わせ、尻餅をついたヒョンウだが、すぐに立ち上がる。

ヒョンウは右ストレートから左ボディ。スーチョルも左フックで飛び込み、構えをスイッチして左ミドル。テイクダウンも見せつつ、ヒザ蹴りを突き刺す。ヒョンウはパワフルなパンチの連打で前に出てハイキックまでつなげる。

2R、スーチョルが左の蹴りのフェインから前に出る。ヒョンウはそこにパンチを狙う。スーチョルはシングルレッグで組みつくと、ヒョンウは足を持たれたままパンチを入れる。ここでスーチョルはニータップの切り替えてテイクダウンする。

スーチョルが立ち上がるとヒョンウは下から蹴り上げ。スーチョルはインサイドガードに収まって、細かいパンチを入れる。ヒョンウはケージに体を預けて立ち上がり、試合はスタンドに戻る。

両者の右ストレートが交錯し、ス―チョルはそこから左ボディにつなげて左ミドル。前に出るヒョンウも左ボディからヒザ蹴りを突き刺して、スーチョルの動きを止める。

さらにヒョンウはパンチから右ハイ。スーチョルのダブルレッグを切るが、四つで組んだスーチョルは大内刈りでテイクダウンし、パンチを落とす。ヒョンウが足関節を狙ったところでラウンド終了となった。

3R、ヒョンウがジャブを突いて前進。スーチョルはシングルレッグからテイクダウンを奪う。ヒョンウは尻餅をついてケージに背中を預けて立ち上がり、逆にスーチョルをケージに押し込んで離れる。

試合がスタンドに戻るとヒョンウが右ストレートから左ボディ。スーチョルはインローと左ミドルを蹴る。ヒョンウがオーソドックスにスイッチしてインローを蹴ると、スーチョルがそれをキャッチしてテイクダウン、立ち上がろうとするヒョンウのバックにつく。

スーチョルはヒョンウをバックコントロールし、亀にさせてパンチを入れる。そして両足をフックしてバックマウントをとってパンチを落とす。ここから腕十字も狙いつつ、再びバックマウントに戻り、バックキープから細かくパンチを入れる。

このまま試合終了となり、テイクダウンとグラウンドコントロールで差をつけたスーチョルがヒョンウを判定で下した。試合後は決勝進出が決まっているジヨンがケージに上がり、スーチョルとフェイスオフで向き合った。


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