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【UFC308】バシャラットがウゴの回転技と足関節を潰して、コンパクトな打撃とTDで判定勝利

<フェザー級/5分3R>
ファリド・バシャラット(アフガニスタン)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
ヴィクトー・ウゴ(ブラジル)

ウゴが計量オーバーをしたため、この一戦はバンタム級からフェザー級に変更して行われた。ウゴがジャブを突いて前進。シングルレッグに入ろうとするが、バシャラットが距離を取る。試合がスタンドに戻るとウゴが右ストレート、右ロー、スピニングバックフィストと手数を増やし、左フックを当てる。バシャラットもジャブ・右ストレートを返すが、ウゴは前に出続ける。

一度組みの攻防になるが、バシャラットが離れる。変わらウゴがず前に出て、バシャラットがケージをサークリングしながら右カーフ、ダブルルレッグでテイクダウンを仕掛ける。切ったウゴも右カーフを蹴り、バシャラットは前に出るウゴに右ストレートを狙う。

バシャラットもジャブを突いて前に出ていくが、そこにウゴがスピニングバックエルボーを見せる。さらにウゴが意表をついたイマナリロールで左足へ飛び込むが、バシャラットは落ち着いて対処し、トップキープする。

ここはウゴがバシャラットの体を蹴り離して立ち上がる。試合がスタンドに戻るとバシャラットがスピニングバックキックを繰り出し、足を使いながらジャブを当てる。ウゴもスピニングバックキックを返し、終了間際にダブルレッグで飛び込むと、自ら引き込んでヒールフックへ。ウゴは「極まっていない」とアピールして足を抜く。

2R、バシャラットが前蹴りとインロー、ウゴは左ミドルを蹴って前に出る。バシャラットはそこに飛びヒザ蹴りを当てると、ウゴの動きが鈍くなる。下がるバシャラットも右カーフを蹴って応戦。バシャラットはパンチのタイミングを測って右ストレートで前に出る。ウゴはスピニングバックエルボーや回転系の技を狙うが当たらない。

バシャラットはしっかり距離を取って右カーフとジャブ、右ストレートで飛び込む。ウゴもジャブを返して左フックを狙うがクリーンヒットはない。バシャラットは飛び込むような右ストレートを当て、ステップを使ったジャブと足を触るフェイントを見せる。ウゴは両手を広げて打ち合おうとアピールするがバシャラットはそれに乗らない。

ならばとウゴは組みついてバシャラットをケージに押し込んダブルレッグでテイクダウンするが、バシャラットはすぐに立ち上がる。試合がスタンドに戻るとウゴが右カーフ、バシャラットはペースを崩さずジャブを突く。ウゴがスピニングバックエルボーを繰り出すと、バシャラットもスピニングバックキックを蹴り返す。さらにバシャラットが左アッパーから右ストレート、ウゴも右を振って前に出る。

3R、すぐにウゴがパンチで前に出ていく。バシャラットはジャブとシングルレッグでテイクダウンを狙う。これを切ったウゴが右アッパー、そしてボディへのスピニングバックキック。これでバシャラットを吹っ飛ばし、一気に打撃で襲い掛かる。立ち上がったバシャラットは距離を取るが、ウゴはすぐにパンチで前に出る。下がるバシャラットはジャブを返し、シングルレッグでテイクダウンを奪う。

ウゴがラバーガードから展開を作ろうとするが、バシャラットはウゴの左足を超えてパスガードを仕掛ける。ウゴはバギーチョークのような変則的なチョークも狙うが、それを外したバシャラットがバックへ。一度はここから脱出したウゴだったが、再び立ち上がろうとしたところでバシャラットにバックを許す。

ここからバシャラットがRNCを狙うが、ウゴは首に巻かれた腕を外し、ケージに体を預けながら正対する。バシャラットがシングルレッグでテイクダウンすると、ウゴがすぐに足関節を狙う。バシャラットが距離を取って試合がスタンドに戻ると、ウゴが右アッパーから組み付く。

バシャラットがそれを切ってバックにつくと、両足を入れて四の字フックでコントロールする。ウゴは一度自分がグラウンドで下になりつつ足関節を狙う。バシャラットが足を抜いたところで試合終了。バシャラットが計量オーバーのウゴに判定勝利した。


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