＜バンタム級／5分3R＞
ファリド・バシャラット（アフガニスタン）
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
クリス・グティエレス（米国）

バシャラットが左ミドルと右ローを見せ、スイッチしながら前に出る。バシャラットが右カーフを蹴り、グティエレスはバシャラットの右の蹴りに右ストレートを伸ばす。バシャラットが細かいフェイントから右カーフ、サークリングしながら左ミドルを見せる。グティエレスはサイドキックのフェイントを見せ、バシャラットは歩くようなワンツーで前に出る。ここからバシャラットがスピニングバックキックと右カーフ、足を上げるフェイントから右カーフを蹴る。

さらにバシャラットは両足を上げながら右ストレート、ダブルレッグに入る。グティエレスをケージまで押し込んで尻餅をつかせると完全に寝かせて、グティエレスがクローズドガードを取る。バシャラットは中腰からパスガードを仕掛けつつ、右ヒジを落とす。グティエレスも右手でバシャラットの頭を抱えて左ヒジ、三角絞めを狙う。バシャラットは右腕を差しつつ、グティエレスの右足を超えてハーフガードへ。グティエレスは半身になって左ヒザを入れ、ガードに戻してラウンドを終えた。

2R、バシャラットがインローを蹴ってサークリングする。グティエレスもジャブと右ロー、バシャラットはグティエレスのローに右ストレート→左で前に出る。グティエレスはバックスピンエルボーを見せるが、バシャラットは右カーフ、サウスポーにスイッチして左ミドルを蹴る。バシャラットは構えをスイッチしながら右の前蹴り、グティエレスは右ローを蹴るが単発に終わる。逆にバシャラットはじりじりと前に出て間接蹴りとインロー、グティエレスの蹴りにパンチで前に出る。

バシャラットは右ハイ、ジャブから右フック、グティエレスの蹴りに右ストレートを伸ばす。グティエレスは単発の右カーフ。バシャラットはスイッチして二段の飛びヒザ蹴り、じりじりと前に出て右フックを叩き込む。バシャラットはグティエレスのパンチをバックステップでかわして右の顔面前蹴り、ジャブから右ストレート、グティエレスのパンチに合わせて組みつくとケージまで押し込む。ここは一旦バシャラットが離れ、右カーフを連続で当てる。終了間際にはバシャラットが浴びせ蹴りまで繰り出した。

3R、バシャラットがインローを蹴って、自分の距離を取る。グティエレスは右カーフを蹴り、バシャラットが転倒すると、グティエレスがバシャラットの立ち際にパンチをまとめて追いかける。バシャラットが組みつくとグティエレスが足を払ってテイクダウンし、亀になるバシャラットのバックへ。グティエレスがギロチンを狙うが、すぐにバシャラットが頭を抜いて立ち上がる。

バシャラットは態勢を整えてパンチと右カーフ、スピニングバックキックを繰り出す。さらにバシャラットは蹴りのフェイントからジャブと右ストレート、右カーフまでつなげる。グティエレスは左フックを繰り出すが、バシャラットがジャブからのダブルレッグでテイクダウンを奪う。中腰からパスを狙ってバック。グティエレスが足フックさせずに腰を上げて前方に落とす。バシャラットも反転してシングルに入る形で立ち上がる。試合がスタンドに戻ると先にバシャラットが前に出て左ミドルやスピニングバックキック。グティエレスもスピニングバックフィストと右の顔面前蹴りを返す。

バシャラットは右カーフを蹴り、グティエレスも右フックとスピニングバックキック、右を当てるとバシャラットが自らガードポジションを取ってラウンド終えた。判定はジャッジ3名とも29-28でバシャラットを支持し、バシャラットがMMAデビューから14連勝・UFCでは5連勝をマークした。

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