【Eternal MMA89】神谷大智、おたつロックからのモディファイド・ツイスターでキンタナに一本勝ち
【写真】鶴屋怜がRoad to UFC 2023決勝のチーニョーシーユエ戦で極めかけたものと同形の変形ツイスターでフィニッシュ(C)Eternal MMA
<74キロ契約/5分3R>
神谷大智(日本)
Def.1R4分19秒 by モディファイド・ツイスター
レイマート・キンタナ(豪州)
サウスポーの神谷がジャブを見せて前に出る。キンタナは右アッパーから左フック、神谷の前足にローを蹴る。神谷がアウトローを蹴り返すと、キンタナは右のパンチで飛び込む。神谷はアウトローを蹴ってシングルレッグで組みついてテイクダウン。一気にマウントをとると強烈なヒジを落とす。
ここはキンタナがケージを蹴ってブリッジし、トップポジションを取り返す。神谷はキンタナの右腕をオーバーフックして足を利かせつつ、キンタナの体が離れると、自分も体を起こしてシングルレッグに入ってテイクダウンする。キンタナは神谷のバックを狙いつつ腕十字へ。神谷はそれを潰して上を取ると、キンタナの足を担ぐようにしてバックにつく。
ここで神谷は四の字フックとおたつロックを使い分け、右足を深く入れるおたつロックからツイスターへ。これを嫌ったキンタナが正対しようとすると、今度は左脇でキンタナの首を抱える変形のツイスター=モディファイド・ツイスター(※鶴屋怜がRoad to UFC 2023決勝のチーニョーシーユエ戦で極めかけたものと同形)でキンタナからギブアップを奪った。
試合後、神谷は「前回の試合がノーコンテストになって、めちゃ気合いが入っていて、今回は相手も契約体重も変わって大変だったけど、Eternal MMAに出てよかったです(フィニッシュは?)バックチョークを狙ったんですけど、相手が背中をずらしてこっちを向こうとしていたんでツイスターに切り替えました」と試合を振り返り、周囲への感謝の言葉で挨拶を締めた。